伊豆大島共同打上実験について

遅くなりましたが、皆さまあけましておめでとうございます。徳島大学ロケットプロジェクト２年の井實歩です。

昨年は、多くのご支援・応援をいただきまして、誠にありがとうございました。今年も徳島大学ロケットプロジェクトとして飛躍できるように頑張っていきたいと思います。

僕たちは、この3月に伊豆大島共同打上実験に参加させていただきます。

まだ、今年の内容に関して確定していないこともあり紹介できないことも多いですが、できる限り紹介させていただきたいと思います。まず、「共同実験」という内容で学生ロケット団体が集まって参加できるのは、全国で3つあります。それが、伊豆大島共同打上実験、加太宇宙イベント、能代宇宙イベントです。

僕たちは、毎年、加太宇宙イベントに参加し、ロケットを飛ばしていました。しかし、加太の場合は、陸での打上実験で高度制限が350mと制限されています。さらに、いずれは成層圏・宇宙圏を目指すにあたって、陸での打上実験ではなく、より高くロケットを打ち上げることができる海に向かっての打上実験に参加したいという目標がありました。

したがって、今後、高高度化を目指すにあたって、加太よりも制限高度が高く、海打ち実験も開催されている、伊豆大島共同打上実験に参加することを決めました。

伊豆大島共同打上実験は、伊豆大島や年によっては千葉工業大学が所有する千葉県の御宿にあるロケット打上場所で打上を行っています。今年はどちらで開催するかはまだ確定していませんが、どちらになっても大丈夫なように準備を進めています。

伊豆大島共同打上実験TOP
http://https://izuoshimarocket.wixsite.com/izuoshimarocket

僕たちは、海打ち用の機体を製作することが何よりも難しく毎日試行錯誤を重ね、防水加工や機体が着水時に浮き上がるようにするフロート機構などの製作を行いました。無事年内に試作品が完成し、現在は機体の調整など最後までより綺麗に作れるように毎日製作活動を行っています。

リターン品にもある、活動報告書では伊豆大島共同打上実験までの製作過程の写真や打上実験の時の様子なども載せてお渡ししたいと思います。残り2か月ほどの期間ですが、頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします！