慢性前立腺炎とその疑いの有病割合 ―疫学調査の結果報告 Part 1―
いつも応援ありがとうございます。
慢性前立腺炎診断ツール確立プロジェクトの第一段階である疫学調査についての論文がProstate cancer and Prostate Diseaseという国際誌に受理されました。コロナ禍で思うように進まない時期もありましたが、やっと皆様にご報告でき、うれしく思います。
この論文は、わが国の20~84歳までの男性5,000人に対して、「慢性前立腺炎」と「慢性前立腺炎の疑い」の有病割合と生活の質(QOL)との関連を調査した内容です。「慢性前立腺炎の疑い」とは、慢性前立腺炎のような症状があるが診断がついていない方を示します。
有病割合は、慢性前立腺炎で1.4%、慢性前立腺炎の疑いで3.7%でした。慢性前立腺炎患者と疑われる方の有病割合のギャップは2倍以上あることが明らかになりました。つまり、まだ慢性前立腺炎と診断されずに“埋もれている“方が多く存在することが示唆されます。
年齢別でみると、慢性前立腺炎患者は高齢者で多く、慢性前立腺炎の疑いの方は、30代と80代で多いことがわかりました。さらに興味深いことに、慢性前立腺炎患者と疑われる方の有病割合のギャップは、30代で特に大きいことが明らかになりました。このことから、若年者は忙しいのでクリニックへの受診を控えているのか? 知識不足なのか? どの診療科に受診したらいいのかわからないのか? など色々と推察されます。
Part 2では慢性前立腺炎のQOLへの影響について報告します。
論文
https://www.nature.com/articles/s41391-022-00559-w
寄附受入情報
本プロジェクトに寄付をしていただいた方には、香川大学から寄付の受領書をお送り致します。 国立大学への寄付になりますので、確定申告の際に受領書を提出することで税の優遇措置を受けることができます。
このプロジェクトはオールイン型ですので、目標金額の達成状況によらず支援が実施されます。
お礼のメール
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活動報告
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香川大学泌尿器科講演会
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<オススメ>香川大学泌尿器科カフェ
香川大学泌尿器科のサイエンスカフェを開催し、泌尿器科分野の現状やワークショップなどを通して、泌尿器科医療に親しんでいただけます。プロジェクトの成果報告などについてもお話します。
リターン内容
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プロジェクト成果の論文送付
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<医療関係者にオススメ>プロジェクト支援医療機関証
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アウトリーチ資料へのお名前掲載
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プロジェクト応援①
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- 「香川大学泌尿器科講演会」「香川大学泌尿器科カフェ」の参加権
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- アウトリーチ資料へのお名前掲載 (中)(ご希望の方のみ)
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プロジェクト応援②
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- 活動報告(PDFの形でメールで送付)
- 「香川大学泌尿器科講演会」「香川大学泌尿器科カフェ」の参加権
- プロジェクト支援医療機関証
- アウトリーチ資料へのお名前掲載 (大)(ご希望の方のみ)
- プロジェクト成果の論文送付(PDFの形でメールで送付)