
中巻『太陽を射るもの』、製本できました!
既に刊行している上巻『死線を越えて』に続いて、中巻『太陽を射るもの』の復刻改訂版の製本できました。下巻『壁の声きく時』は、現在印刷中です。
中巻は、上巻の翌年、1921(大正10)年に刊行されました。スラムの生活や、賀川(作中では新見栄一)の伴侶となる芝ハル(作中では、樋口喜恵子)との結婚、アメリカ留学の様子や、帰国後のスラムの状況などが描かれています。
ところで、「太陽を射るもの」とは何でしょう?
これは賀川がプリンストン大学留学中によく訪れたモント・クレーア公園の中の美術館前にあった銅像に由来します。
アメリカインディアンの少年が太陽に向かって弓を弾いて立っていて、その傍に少年の父が彼を見守っているというものでした。アメリカインディアンの酋長は、彼を嗣ぐものには必ず弓を射させることになっていました。作中では、「地を嗣ぐものは太陽を射ねばならぬ。太陽を射るものは雄々しくあらねばならぬ。太陽がどれだけ遠くにあろうとも、地の子等はそれに弓を引かねばならぬ。灼熱の太陽に向いて矢を引き、理想の世界を射ねばならぬ(後略)」とあります。誘惑に打ち勝って、光明を射るためにはしばらくの屈辱を忍ばねばならない。そう賀川は考えていつも銅像を見て自らを励ましたのでした……。
中巻を是非お読みください。
寄附受入情報
- 認定NPO法人賀川豊彦記念・鳴門友愛会
このプロジェクトはオールイン型ですので、目標金額の達成状況によらず支援が実施されます。
お礼のメールコース
ご支援いただいた方にお礼のメールをお送りいたします。
当館のホームページで芳名録を作成しお名前を掲載させていただきます。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
1冊 選択コース
「死線を越えて」上中下巻どれか1冊を選んでいただき返礼品としてお届けします。
希望の一冊を追加情報欄でお知らせください。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
- 「死線を越えて」どれか1冊選択
「死線を越えて」中下巻2冊セットコース
支援者の方には復刊する「死線を越えて」の中下巻を2冊セットでお届けします。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
- 「死線を越えて」中下巻2冊セット
「死線を越えて」復刊応援コース
支援者の方には復刊する「死線を越えて」中下巻を2冊セットでお届けいたします。
返礼品の内容は、2冊セットコースと同じです。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
- 「死線を越えて」中下巻2冊セット
「死線を越えて」全巻セットコース
ご支援いただいた方には、すでに復刊している上巻と今回復刊する中下巻の3冊をセットでお届けいたします。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
- 「死線を越えて」全3冊セット
「死線を越えて」コンプリートコース
ご支援いただいた方には、すでに復刊している上巻と今回復刊する中下巻の3冊をセットでお届けいたします。
返礼品の内容は「死線を越えて」全巻セットコースと同じです。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページへのお名前掲載
- 「死線を越えて」全巻セット
記念館にお名前(企業名)掲示コース
ご支援いただいた方のお名前(企業名)を記念館に掲示します。
掲示するお名前は追加情報にご記入ください。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
- 「死線を越えて」全3冊セット
- 記念館にお名前(企業名)掲示
20周年記念応援コース
返礼品の内容は「記念館にお名前(企業名)掲示コース」と同じです。
掲示するお名前は追加情報にご記入ください。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
- 「死線を越えて」全3冊セット
- 記念館にお名前(企業名)掲示
20周年記念事業スポンサーコース
返礼品の内容は「記念館にお名前(企業名)掲示コース」と同じです。
掲示するお名前は追加情報にご記入ください。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
- 「死線を越えて」全3冊セット
- 記念館にお名前(企業名)掲示
プロジェクト応援コース
返礼品の内容は「記念館にお名前(企業名)掲示コース」と同じです。
掲示するお名前は追加情報にご記入ください。
返礼品内容
- お礼のメール
- ホームページにお名前掲載
- 「死線を越えて」全3冊セット
- 記念館にお名前(企業名)掲示