
竹本佐知子先生より応援メッセージをいただきました。
篠原さんは、併設型中高一貫校であった城ノ内中・高に在籍時、高校進学と同時に、私が顧問であった弓道部の門を叩いてくれました。当時は、中学から継続して弓道部に入る生徒はいても、新規に弓道に入る生徒は珍しく、当時顧問であった私も少なからず興奮したことを覚えています。努力家である彼女は、基礎基本を確実に身に着け、練習には一切手を抜かない部員で、いうまでもなくあっという間に他の部員を脅かす存在へと成長してくれました。しかし、途中から「早気」という魔物が彼女を襲い、苦しい日々が続きましたが、3年生の最後にインターハイへの出場を手にすることができました。その篠原さんが、自分が苦しんだ「早気」を研究したいと言っていることを数年前に中塚先生から伺い、とても嬉しく思いました。微力ながら、応援させていただきたいと思います。
私は高校時代から弓道を始め、大学を経て現在も弓道を続けています。高校教員となってからは弓道部顧問もつとめていますが、指導の中で一番の悩みが生徒が「早気」になってしまうことです。高校や大学での部活動は、競技スポーツとしての「弓道」として、やはり「的中」を重視します。そのため、どうしても「早気」となってしまう生徒が発生してしまいます。弓道は、科学的なトレーニング方法が確立されておらず、弓を繰り返し引くという反復練習が主となります。このため、「早気」となってしまっても、動きは同じであるためなかなか改善されないことが現状であります。指導の中では私自身が考えることを試してきましたが、今回の研究で篠原さんが課題とするイップス、心理系の問題が関係しているのは否めないと感じています。
多くの指導者にとって、「早気」の克服方法は喉から手が出るほど欲しいものだと思います。「会」を持つなかで、「伸合(のびあい)」が生まれ、それが安定した的中につながると私は考えています。弓道は、トレーニング方法等を含め、スポーツ科学の面からはいまだに取り残されていると感じます。今回の研究を通して、アプローチができる方法が少しでも確立できれば、弓道を続けてくれる選手が増えるのではないでしょうか。「早気」に苦しむ選手の希望の光となるような研究になるよう、応援しています。尚、私自身は「早気」と表裏一体である「もたれ」で苦しんだ経験があります。今回の研究が「もたれ」の対策にも繋がる研究であることを期待しています。
徳島県教育委員会体育学校安全課 全国高校総体推進室 教士六段 竹本 佐知子
寄附受入情報
-
- 徳島大学
本プロジェクトに寄付をしていただいた方には、徳島大学から寄付の受領書をお送り致します。国立大学への寄付になりますので、確定申告の際に受領書を提出することで税の優遇措置を受けることができます。大切に保管下さい。詳細は本文の「徳島大学への寄付と税制について」をご参照ください。また、このプロジェクトはクレジットカード決済以外に振込によるご寄付も受け付けています。詳細は本文の「振込によるご寄付について」をご参照ください。
このプロジェクトはオールイン型ですので、目標金額の達成状況によらず支援が実施されます。
御礼メッセージ
ご支援いただいた方にお礼のメッセージをお送りします。
研究成果まとめ(冊子)
ご支援いただいた方には、御礼のメッセージと研究成果をまとめたものをお送りいたします。
プロジェクト応援1
リターン内容は、研究成果まとめ(冊子)と同じです。
ご支援いただいた方には、御礼のメッセージとともに研究成果をまとめた冊子をお送りいたします。
研究成果Zoom講演
ご支援いただいた方には、御礼のメッセージとともに研究成果をまとめた冊子をお送りいたします。
加えて,こちらが指定した日時に開催するZoom講演(内容:研究成果の発表と中塚健太郎先生によるスポーツメンタルトレーニングの基礎)に招待いたします。
プロジェクト応援2
リターン内容は、研究成果まとめ(冊子)と同じです。
ご支援いただいた方には、御礼のメッセージとともに研究成果をまとめた冊子をお送りいたします。
研究成果Zoom講演(団体個別開催)
ご支援いただいた方には、御礼のメッセージとともに研究成果をまとめた冊子(最大20部)をお送りいたします。
加えて,こちらが指定した日時に開催するZoom講演(内容:研究成果の発表と中塚健太郎先生によるスポーツメンタルトレーニングの基礎)に招待いたします。
個別での開催をご希望される団体があれば、個別でのZoom講演を行います。