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味覚障害でもおいしく!抗がん剤副作用としての味覚障害のメカニズムを解明する

寄付型
アイコン 挑戦者堤 理恵 所属徳島大学大学院 医歯薬学研究部 代謝栄養学分野
支援総額416,000円
目標金額600,000円
69%
サポーター25人
残り32日

プロジェクト

はじめまして。

 徳島大学代謝栄養学分野の堤理恵です。

 徳島大学医科栄養学科は日本で唯一、国立大学医学部の中にある栄養学科として、わたしたちは患者さんの声から課題を見出し、基礎研究でその根拠を得て、その成果を患者さんにお返しする、という研究を行っています。

 私は特に、患者さんの食事に大きな影響を与える味覚障害に対して取り組んでおり、今回、抗がん剤の副作用による味覚障害のメカニズムを解明する研究を進めるための資金を募りたいとクラウドファンディングを始めることにしました。

がん患者さんが悩む味覚障害とは?

 抗がん剤の治療中に生じる副作用として、嘔吐や吐き気、便秘や下痢、脱毛などと共に味覚障害が生じやすいことはよく知られています。抗がん剤治療中には約9割の患者さんが食欲不振を訴えますが、このうち8割が味覚障害を生じており、食事摂取量が顕著に減少してしまいます。

tsutsumi_1.png

 副作用として生じやすい吐き気や嘔吐は薬によって抑制・改善できるのに対して、味覚障害には薬による治療法はなく、「治療が終われば治る」「おいしくなくても栄養をつけるために食べて」とないがしろにされがちです。しかし、「しんどいときだからこそ食べる」「おいしいから食べられる」ことが大切ではないでしょうか。

 

がん治療中でもおいしく!食べられるからがんばれる!

 わたしたちはこれまでに、抗がん剤によって舌の味覚受容体遺伝子T1R3が減少することを見出しました。これは抗がん剤治療を始めると減少し、味を感じにくくなる原因のひとつだと考えられます。(Tsutsumi et al. Laryngoscope 2016)

 こうした受容体が減少しなければ、食べ物はおいしく感じられるのでしょうか。そしてこの減少を抑制する方法はあるのでしょうか。

 これまでの研究で、うま味を付加するとこの受容体減少が抑制できることがわかってきました。しかし、うま味だけを単独にとってもおいしくありません。そこで、わたしたちは、このうま味成分を適量含んだ「ふりかけ」を作成しました。

tsutsumi_2.jpg

 このふりかけは、「食欲不振のときでもおいしくごはんを」という気持ちをこめて、高校の食品科学科と共同して何度も試作を行いました。患者さんにも好評を得たこのふりかけは、現在試作品としてふりかけメーカーにお願いして作成していただいています。

メカニズムを解明して、安心できる食品を患者さんのもとへ

 今回のプロジェクトでは、こうしたうま味がなぜ味覚受容体減少を抑制できるのか、そのメカニズムを解明することを大きな目的としています。メカニズムが明らかになれば、うま味以外にも受容体を維持する食材を探索でき、抗がん剤治療中でもおいしく、また味覚障害を改善できます。

 このメカニズムの解明には日本に生息する小型魚類(メダカ)を使用します。メダカは小さいけれども味を感知する味蕾細胞が多く、ターゲットになる分子を蛍光でみることもできます。これによって、うま味以外にも受容体を維持する食材を探索でき、抗がん剤治療中でもおいしく、また味覚障害を改善できる食事が広がります。

 また、このメカニズムの解明に小型魚類(メダカ)を使用することで、新しい治療薬の探索も可能になり、これまで治療方法のなかった抗がん剤副作用に対する新しいアプローチが期待できます。

tsutsumi_5.png

 これまで、抗がん剤治療中の味覚障害に対しては、適切な治療がなく、加えて、食事がとれないことに対しては、栄養剤を飲んでもらうことしか対応ができませんでした。しかしわたしたちは栄養剤だけでなく、食事そのものをおいしくとって、少しでも明るい気持ちで、治療をまっとうしていただきたいと思っています。

研究費支援のお願い

 この研究をさらに進め、成果を出すためには新たな実験機器の購入や臨床試験消耗品等の購入資金が必要です。これらの資金と支援を得るため、今回このプロジェクトを代表してクラウドファンディングに挑戦したいと思います。

 私たちはこの研究を進めることにより、味覚障害に苦しむ多くのがん患者さんを助けることにつながると信じています。

 多くのみなさんのご支援をお願い致します!
 

スケジュール

2017年 6月 クラウドファンディング挑戦
2017年 8月 臨床試験開始、小型魚類実験開始
2017年12月 臨床試験終了、リターン発送
2018年 8月 小型魚類実験終了・論文化へ
2018年12月 新規病者用食品として味覚障害患者用食品を販売

 

支援へのリターンについて

 支援していただいた方には以下のリターン(お礼)を用意しています。右側のメニューからお選びください。


お礼メール

ret_1_tegami.png感謝の心を込めて、お礼の手紙を電子メールにて送付させていただきます。
予定時期:2017年12月頃

※図はイメージです。
 


芳名録にお名前掲載

ret_houmeiroku.png徳島大学大学院 医歯薬学研究部 代謝栄養学分野ホームページ内に本プロジェクトに支援していただいた方の芳名録ページを作成し支援者のお名前を掲載します。
予定時期:2017年12月頃

※図はイメージです。


サイエンスカフェ

ret_cafe_free.jpg本プロジェクトによる研究活動の成果報告会としまして、サイエンスカフェを開催します。
テーマ:「がんと栄養について」
場 所:徳島大学内
予定時期:2018年3月頃

※図はイメージです。


個別栄養相談

ret_eiyousoudan_sozai.jpgメールにて個別栄養相談を受けます。食事の写真(朝、昼、晩3食分)をお送りいただくか、具体的な相談内容等をメールで送付していただければ、それに対するアドバイス、回答等を返信いたします。相談は支援者一人一回とさせていただきます。メールでの連絡先は担当者から支援者様に連絡いたします。
予定時期:2017年12月頃

※図はイメージです。


論文の謝辞にお名前掲載

ret_7_ronnbun.jpg研究に関する論文の謝辞部分に支援者の方のお名前を掲載いたします。
予定時期:2018年9月頃

※図はイメージです。

 

徳島大学への寄附と税制について

  1.  国立大学法人徳島大学へのご寄附につきましては、個人からの寄附では所得税の所得控除、住民税(徳島県と県内市町村が条例で指定する寄付金として)の所得控除、法人からの寄附では法人税の損金算入が認められます。
     
  2. 個人からのご寄附
     徳島大学に寄附金を支出した場合は、所得控除制度が適用され、(総所得金額の40%を上限とした寄附金額)から2,000円を差し引いた額が課税所得から控除されます。実際の税控除額は前記の控除額に各人の税率を乗じたものになります。

     個人住民税については、(寄附金(総所得額の30%が限度)-2,000円)×10%が寄附控除額となります。
     10%の内訳は、都道府県が指定した寄附金が4%、市町村が指定した寄附金が6%となっています。
     ご寄付された翌年の確定申告期間に所轄税務署で確定申告手続きを行う必要があります。その際に、徳島大学が発行する『寄附金領収書』が必要になります。

     住民税の控除適用のみを受けようとする方は、『寄附金領収書』を添えてお住まいの市町村へ「都道府県民税・市町村民税控除申告」を行ってください。
     
  3. 法人からのご寄附
     法人からのご寄付につきましては、寄付金額全額が当該事業年度の損金に算入されます。
     この寄付金による損金算入は、徳島大学が発行する『寄附金領収書』で手続きができます。

振込によるご寄付について

 このプロジェクトはクレジットカード決済以外に振込によるご寄付も受け付けています。

 入金確認のための支援者様の振込名義などをお知らせいただく必要があります。また、このプロジェクトが達成型であることから、未達成の場合、ご寄付を返金させて頂くことになりますので、返金先口座の記載など次の手順でお願いします。振込によるご寄附の場合は必ずご記入お願いいたします。

≪手順≫
①このサイトOTSUCLEの「味覚障害のメカニズムを解明への支援申し込み」ページ https://otsucle.jp/inquiry/mikaku-form/  から次の事項を記載してご連絡ください。振込先銀行、口座番号等は申し込みをいただいたのち、支援者様に自動返信メールにて連絡します。
 ・振込名義人のお名前
 ・金額
 ・寄付コースの名称
 ・領収書などの送付先住所、電話番号、メールアドレス

②ご注意事項
 ・振込に際しては振込手数料をご負担願います。
 ・返金時には、申し訳ありませんが振込手数料は支援者の方にご負担願います。

 

挑戦者の自己紹介

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堤 理恵

所属:徳島大学大学院 医歯薬学研究部 代謝栄養学分野

 徳島大学医科栄養学科は、国立大学の中で唯一医学部の中にあり、また大学病院と同じ敷地内に位置するという臨床研究に恵まれた環境にあります。そのため、私はこれまで臨床現場の中から、本当に必要な栄養の問題を見つけ、それを実証するとともに、研究成果を患者さんに寄り添った解決策・改善策として提案してきました。抗がん剤治療中の味覚障害もそのひとつです。「おいしくないから食べられない」患者さんの助けになるよう、味覚障害のメカニズムを解明する研究を行うため、クラウドファンディングに挑戦します。

コメント10

小田崎真さん
上村さんからの紹介で知りました。私の父も抗がん剤の副作用で食事が摂れない時がありました。わずかで申し訳ありませんが研究を応援しています。

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根本 幸枝さん
食事を美味しくいただくという幸せを、多くの患者様に届けるという堤先生のチャレンジを応援します。頑張ってください。

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石倉久嗣さん
抗がん剤をあつかう医療関係者として、患者さんの意思表示の少ない副作用であると思っています。 是非がんばってください。

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堤 理恵
ご支援ありがとうございます。 「治療が終われば治る」「がまんして食べるしかない」と思われがちでなかなか意思表示がしにくいように思います。しかし少し食を変えるだけで栄養状態やQOLがよくなった方も多く、食の分野からこうした患者様を支援できるよう取り組みたいと思います。

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野村千代さん
今現在、副作用に苦しんでいる患者です。一日も早く味覚改善方法を見つけてください。お願いします。

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堤 理恵
副作用に苦しまれている中でのご支援ありがとうございます。 毎日大変な状況で闘っておられる患者さまに、少しでも穏やかに食事をとっていただけるよう、食から元気になっていただけるよう取り組みたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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Tomoko Yatsudaさん
堤先生 応援してます!

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堤 理恵
ご支援ありがとうございます。 健康な方も、そうでない方にも、おいしく、楽しく食事をしていただけるようにと思います。 これからもどうぞよろしくお願いいたします!!

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後藤 真臣さん
堤先生 頑張って下さい、食事という最大の喜びのため微力ながら応援させて頂きます!

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堤 理恵
ありがとうございます! より健康で、よりおいしい食事、同じ気持ちでがんばりたいと思います。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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nn2016さん
ますますのご研究の発展をお祈り申し上げます

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堤 理恵
ご支援ありがとうございます!よりよい成果をあげられるよう精進いたします。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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山口勝己さん
製薬企業に勤めており抗がん剤を扱っています。取り組みに賛同しまして個人としてお手伝いさせて頂ければと存じます。

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堤 理恵
この度はご支援くださいましてありがとうございます。 製薬会社の皆様がいつも患者さんに寄り添って、新薬の開発や販売に励まれているお姿、とてもすてきですよね。 食の力は薬とはまた違いますが、同じように患者さんを支えるべくその可能性を探りたいと思います。 これからも応援いただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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カルロスさん
研究内容に感銘をうけ寄付することのいたしました。患者さんが、おいしく食事ができるようにしてあげてください。

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堤 理恵
カルロスさん、海外からのご支援ありがとうございます! わたしたちにできることに取り組みたい気持ちを受け取っていただき、本当に嬉しいです。 まだまだがんばります。これからも応援どうぞよろしくお願いいたします。

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miya-Pさん
堤先生の研究が進み、抗がん剤副作用に苦しむ患者さんが減ることを期待しています。微力ながら応援させていただきます。めだかを使ってこんな研究ができるんですね。

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堤 理恵
この度はわたしたちのプロジェクトを支えていただきありがとうございます! 患者さんの「おいしい食事」への可能性を広げるべく、メダカに夢をのせたいと思います。 最後までどうぞよろしくお願いいたします。

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活動報告 4

「芳名録にお名前掲載」にご支援いただいた支援者様一覧

ご支援ありがとうございます。
「芳名録にお名前掲載」にご支援いただいた支援者様のお名前を謹んで掲載させていただきます。
プロジェクト期間中(7月28日まで)の新たなご支援様のお名前は随時、掲載させていただきます。
 

佐野 正孝様
miya-P様
松嶋 豊様
Kohei Usuki様
okada masao様
カルロス様
山口 勝己様
nn2016様
後藤 真臣様
Tomoko Yatsuda様
Hiro様
石倉 久嗣様
Makoto Kagiyama様
saegusa motoya様
根本 幸枝様
真鍋 多恵子様
高橋 伸行様
宮北 恵美子様
医療法人あさがお会様
今出 時子様

 

徳島新聞に掲載いただきました

6月14日に徳島新聞朝刊にて当クラウドファンディングについて取り上げていただきました。

新聞で周知いただいたことで、味覚障害に苦しんでおられる方、そのご家族から温かい励ましもいただきました。

経験した人にしかわからない苦しみなのかも知れません。しかし、わたしたちは味覚障害によって「ごはんが食べられない」「おいしくない」という方々をたくさん見てきました。どうか、たくさんの患者さんに、おいしく食べて元気になってもらいたい、その気持ちを新たにする機会をいただきました。

 

 

ご支援ありがとうございます!

クラウドファンディング開始2日間で43%達成となりました。

また、FaceBookでいいね!やシェアしてくださった方、ツイートしてくださった方、本当にありがとうございます。

これからもご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

クラウドファンディング開始しました

はじめまして。徳島大学大学院医歯薬学研究部代謝栄養学分野の堤理恵です。

昨日より、クラウドファンディングを開始いたしました。

初日に20%達成までご支援くださいましてありがとうございます。

味覚障害に苦しむ患者さんにもおいしく食べられる食を提案できるよう、研究していきたいと思います。

ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

寄付先の団体情報

H27 communicationmark jpeg
国立大学法人徳島大学

 国立大学法人徳島大学は、自主と自律の精神に基づき、真理の探究と知の創造に努め、卓越した学術及び文化を継承し向上させ、世界に開かれた大学として、豊かで健全な未来社会の実現に貢献しています。              本プロジェクトに寄付をしていただいた方には、徳島大学から寄付の受領書をお送り致します。国立大学への寄付になりますので、確定申告の際に受領書を提出することで税の優遇措置を受けることができます。大切に保管下さい。詳細は本文の「徳島大学への寄附と税制について」をご参照ください。また、このプロジェクトはクレジットカード決済以外に振込によるご寄付も受け付けています。詳細は本文の「振込によるご寄付について」をご参照ください。

このプロジェクトは、"2017年7月28日 23時00分"までに目標金額 600,000円を達成した場合のみ、決済が確定します。

2,000円(税込み)
無制限

お礼メールコース

  • お礼メール

 

※図はイメージです。

サポーター5人
残り32日
5,000円(税込み)
無制限

芳名録にお名前掲載コース

  • 芳名禄にお名前掲載
  • お礼メール

 

※図はイメージです。

サポーター4人
残り32日
10,000円(税込み)
無制限

サイエンスカフェコース

  • サイエンスカフェ「がんと栄養について」
  • 芳名禄にお名前掲載
  • お礼メール

 

※図はイメージです。

サポーター12人
残り32日
20,000円(税込み)
無制限

個別栄養相談コース

  • 個別栄養相談
  • サイエンスカフェ「がんと栄養について」
  • 芳名禄にお名前掲載
  • お礼メール

 

※図はイメージです。

サポーター2人
残り32日
50,000円(税込み)
無制限

プロジェクト応援コース

内容は「個別栄養相談コース」と同じものです。

 

  • 個別栄養相談
  • サイエンスカフェ「がんと栄養について」
  • 芳名禄にお名前掲載
  • お礼メール

 

※図はイメージです。

サポーター0人
残り32日
100,000円(税込み)
無制限

論文の謝辞にお名前掲載コース

  • 論文の謝辞にお名前掲載
  • 個別栄養相談
  • サイエンスカフェ「がんと栄養について」
  • 芳名禄にお名前掲載
  • お礼メール

 

※図はイメージです。

サポーター2人
残り32日

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