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社会課題解決団体紹介
Social Sector

チルドリン徳島

活動内容

子育て時期にもっと「楽しみ、学び、納得し、安心したい」を実現しませんか?

ライフスタイルの変化や地域コミュニティの希薄化した現代社会において、孤立化した子育てにより、母親の負担は増大しています。育児放棄や虐待につながるケースも少ない現状に対して、私たちの活動では支援される側・支援する側という二極化された支援体制でなく、母親らがお互いを認め合い、自発的に支援・認証するコミュニティを形成します。母親たちが自己実現を図り、子育て中も積極的に社会活動に参画していく意欲を醸成していきます。

子育て時期にもっと「楽しみ、学び、納得し、安心したい」という母親の想いを実現するために、『ママのコミュニケーション&ママとのコミュニケーション』をモノ・コト・社会と協働して母親たちの自己実現を支援をのおこなっている全国的な組織『NPO法人チルドリン』の徳島ブランチとして全国と徳島をつなぎ、徳島での地域性を取り込んだ活動を展開、徳島の母親たちの活動や想いを全国に発信しています。

ママまつりなどの子育てファミリー向けイベントの開催

ワークショップの光景

ママまつりは「ママによる、ママのための《文化祭》」として、子育て中の母親が中心となり、NPO法人チルドリンが全国で企画実施しています。徳島でもこれまで2014年から5回開催しました。
子育て中の母親が、自分たち(母親)が楽しむためのイベントを自ら考え、準備をし、実施する過程で、母親同士の連携が生まれ、困難さも体験し、開催後には達成感を持つことができます。「喜ばれている」「必要とされている」という気持ちを実感し、孤立しがちな子育て期を母親同士のつながりを作りながら、楽しく過ごすことができます。

地元の野菜の知ろうイベント

その他、ママが企画した、子育てファミリー向けのイベントを実施しています。子どもたちが安心した環境のなかで社会性を身に付けたり、物事の成り立ちや意味を自ら考える機会を創出することを大切にしています。

ママまつりでの子どもとママ

自分らしい働き方、生き方ができる社会環境の構築

ママまつり集合を横から撮影

女性の働き方が多様化する現代において、結婚や出産などのライフステージの変化に伴い、女性の就業に関する課題は多く存在します。チルドリン徳島では、子育て世代のママたちへのICTを活用した就労機会の創出を目的とした「ICTママ」(ママたちがチームを組みテレワークやクラウドソーシングを行うこと)の養成を行っています。ICTママという働き方が子育て世代のママにとって働き方の選択肢の一つとなることで、子どもを育てながら働くこと、生きるの多様性が広がるようになるように願っています。

美馬市ワークショップ

2014年(平成26年)に独自事業として始めたICTママの養成事業は、その後、徳島県からの委託事業となり、2018年(平成30年)度までに約70人の方が講座修了しました。その多くが講座終了後は、CMSでのWebページ作成やデータ登録などの業務に携わり、そのキャリアを経て、再就職や兼業、専業フリーランサーなどそれぞれの道に進んでいます。ICTママ養成講座は、現在、徳島県事業としては性別や年齢を問わずに自営型テレワーカー等を養成する『とくしまテレワーク講座』となっています。

2019年働き方ワークショップ

チルドリン徳島として働き方や生き方を考えるうえで大切にしているのが『働き方ワークショップ』です。養成講座でも、毎回初日の最初のコマで開催するようにしています。ワークショップでは、【働く】ということを自分視点で考えてみます。日ごろは家事・育児に忙しく自分の時間もなかなかもつことができない方々が、自分らしく働くということは何なのか、何が目的なのか、どのように働きたいのか。まずは考えてみることで、その後の講座への目的意識をしっかり持ってもらうためです。

養成講座でのママと子ども

養成講座以外でも『働き方ワークショップ』は機会があれば積極的に行っています。

ワークショップでのママと子ども

テレワーク推進状況

パソコンを使っての講座

平成26年(2014年)から始まったICTママ養成から、2019年現在までに約70名の自営型テレワーカーを養成しました。また、平成27年(2015年)度からは徳島県よりテレワーク推進事業を受託し、徳島県におけるテレワーク推進拠点施設としての『テレワークセンター徳島』の運営や県内企業の雇用型テレワークの推進など、徳島県テレワーク普及促進にあたっています。

コーディネーターたち

チルドリン徳島の自営型テレワーク(在宅ワーク)の仕組みの特徴としては、テレワークコーディネーターにあるといえます。コーディネーターたちは、『ICTママ養成講座』を修了しています。そのうえで、テレワーカーとして必要なICT技術の他にテレワーカーを管理するコーディネーターの技術、ノウハウを取得するための『テレワークコーディネーター養成講座』も受講することで、必要なスキルを習得し、様々な業務案件を担当して経験を積んでいます。いずれのコーディネーターも会社勤務を経て、出産・育児を経験し、ICTママたちのもつ子育てや生活の悩みにも寄り添いながら、様々な視点から網羅的にコーディネートを行なっています。

テレワークコーディネーターのいる仕組み

団体概要

団体名

特定非営利活動法人チルドリン徳島

代表者名

泉 理加

設立年度

2014年(平成26年)7月31日

ホームページ

https://child-rin-tokushima.com/

連絡先

info@child-rin-tokushima.com

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