第1条 目的
- 本寄附を受ける研究者等登録者の規定は利用規約に付随する規約として定めます。
第2条 登録
- 本規約は、研究者等が行う本サービスの利用、登録方法を定めるものです。
- 研究者等は、本規約の全ての内容について同意した上で、本サービスにおける登録の申し込みをするものとします。
- 登録の申し込みをした研究者等は、当法人が行う審査に合致した場合、登録を受けることができます。
- 当法人は、登録を申し込む研究者等が次のいずれかに該当した場合は、登録を承諾しないことがあります。
イ 申し込みに際して提供された情報の全部または一部に虚偽、誤記、記載漏れがあった場合
ロ 当法人の登録基準に適合しない場合
ハ 本規約に違反したことにより過去に登録解除処分を受けた者またはその関係者である場合
ニ 反社会的勢力の構成員またはその関係者である場合
ホ その他、当法人が不適切と判断した場合 - 登録された研究者等が次のいずれかに該当した場合には、当法人の判断により、登録者に対して登録解除させ、本サービスの利用をお断りすることができます。当法人は、本条に基づき行った行為により登録者に生じた損害について一切の責任を負いません。
イ 本規約に違反した場合
ロ 登録情報に虚偽があることが判明した場合
ハ 登録基準に適合しなくなった場合
ニ 研究者等が第6条の規定による報告書の提出を怠り、催告にも応じない場合
ホ 報告書に虚偽があった場合
ヘ 団体として解散、活動停止または活動困難となった場合
ト 過去に登録解除処分を受けた者またはその関係者である場合
チ 反社会的勢力の構成員またはその関係者である場合
リ その他、当法人が登録継続を不適切と判断した場合
第3条 プロジェクトの登録
- 研究者等は、自らが実行するプロジェクトのみを本サイトに掲載することができます。
- 本サイトに掲載するにあたって、研究者等はプロジェクト概要を問い合わせフォームにより当法人に通知することとします。当法人は、その概要を基に審査を行い、適合する場合は本サイトにコンテンツとして表示します。この場合、コンテンツの内容について、適宜修正を指示することがあります。
- プロジェクトとして以下の内容を含むものは採用出来ません。
イ 法令に違反するもの
ロ 著作権を有していない著作物、使用許諾を受けていない著作物その他正当な使用権を有していないもの
ハ その他当法人が不適切と判断するもの - 「オールイン型」プロジェクトを選択する場合は、登録者は以下の条件を厳守することとし、当法人との協議により決定します。
イ 支援額が目標額に達せずとも自己資金を投入して研究等のプロジェクトを予定通り遂行すること。
ロ プロジェクト期間中から、研究や事業に着手し、準備状況なども含めOTSUCLEサイトの活動報告にアップするなどその報告を逐次行うこと
ハ 最終的な支援額のいかんにかかわらず、プロジェクトに掲げたギフト等を支援者に引き渡すこと
第4条 寄附
- 研究者等は、自らが行う研究活動等に関するプロジェクトについて、本サイトに掲載して寄附を受ける場合に、支援者に対して、研究等に関する資料等のギフトを贈呈することができます。
- 「達成型」プロジェクトの場合、支援者の寄附申込額累計が、設定された期間内で研究者等の設定した目標額に達した場合にプロジェクトは成立することとします。これについて、途中での募集打切りはせず、設定された期間満了日に到達するまで支援者の募集を行うこととします。
「オールイン型」プロジェクトの場合、募集期間満了日における合計額が支援額となります。 - ギフト設定がされている場合、プロジェクトが達成され、期間満了日以降の、原則180日以内に研究者等は自己の責任と費用により、適切な方法でギフトを支援者に贈呈するものとします。 なお、ギフトは寄附型クラウドファンディングの理念に沿った適切なものとすることとします。
- 「達成型」プロジェクトにおいて、設定されたプロジェクト期間内に目標金額に到達しなかった場合、プロジェクトは不成立となり、支援者から研究者への寄附は成立せず、クレジットカードは決済されません。振込による支援金は支援者に返金されます。
- 「オールイン型」プロジェクトにおいて、設定されたプロジェクト期間内に目標金額に到達しない場合であってもプロジェクト成立となります。
- 研究者等においては、プロジェクトが成立するよう支援者層を想定した自主的・積極的なPR活動が望まれます。
特に、「オールイン型」プロジェクトにおいてはPR活動に注力が必要です。 - 当法人は、プロジェクト期間満了後の支援者からの確定した寄附金額につき、研究者等を代理して、原則として当該満了日を含む月の翌月末までに決済会社から受領し、その翌月 10日(10日が土日祝日である場合はその翌週始まりの日で祝日以外の日とします)に研究者等の属する大学等に寄附として支払うものとします。当該大学等においては、遅滞なく研究者等に支払うものとします。 大学等に属さない研究者等にあっては当法人は直接支払うものとします。
- 寄附を受ける登録者である研究者等は、支援者やその内容を選別することは出来ないものとします。
- 研究者等が特定の寄附を拒否する場合は、その理由を当法人に通知し、当法人がそれに正当な理由があると承認する場合に限ります。
- 研究者等が第2条により登録解除された場合、その他合理的な理由のある場合に、当法人は寄附金の支払いを拒否するとともに、寄附金が支払い済みであればその返還を求めることができます。
- 前項によるもののほか、寄附金の返還に関する問題については研究者等と支援者の間で直接解決するものとし、当法人は一切の責任を負いません。
- 支援者のクレジットカード決済の不都合等により本システム上で確定した寄附金額が変更される場合があります。
第5条 税制上の寄付金控除
大学や地方自治体等日本国税制上の寄附金控除の対象となるものが、当法人からの研究者等への寄附金支払いを受けた場合は、大学や地方自治体等は当法人が示す資料に基づき、支援者に対し税控除申請に添付する領収書を発行するものとします。
第6条 報告義務
研究者等は、OTSUCLEサイトの活動報告に進捗状況を逐次アップするなど当法人がそれぞれ指定する期日までに、当法人の定める書式により、「寄附金の使途に関する報告書」を当法人に提出しなければなりません。当該報告書の内容に疑義がある場合は、当法人はさらに詳細な調査を請求することができます。
第7条 システム利用料等
- 研究者等は、第4条第6項の支払いを受けるに際して、当法人の運営手数料並びに決済手数料であるシステム利用料として、確定した最終達成額の20%を当法人に支払うものとします。
- 前項のシステム利用料は両者の事務作業、振込手数料軽減のため、システム利用料請求額に相当する額を最終達成額から相殺したうえで研究者等に支払うものとします。
- 前2項のシステム手数料等については両者の別途の協議や契約により変更されることがあります。
- 研究者等の要請により、当法人はプロジェクト実施中の名刺デザイン及びプロジェクトのチラシデザインを無償で行います。研究者等が映像を撮影する場合は無償でアドバイスを行います。
第8条 通知義務
研究者等は、次の事由に該当した場合には直ちにその旨を当法人に通知するものとします。
イ 活動を停止する、あるいは解散する場合、またその手続きを開始した場合
ロ 税制上の寄附控除の対象から外れることが明らかになった場合
ハ その他団体の組織、運営に変更がある場合
第9条 機密情報の取扱い
- 研究者等は、当法人が機密と指定して交わした情報につき、第三者に漏洩することのないよう徹底した管理と守秘義務を負います。
- 研究者等は、支援者等の個人情報については徹底した管理をし、慎重に取扱うものとします。
- 前二項に関して万一情報漏洩が発生し、あるいはその可能性がある場合は、直ちに本法人に通知するものとします。この事案の処理については、研究者等の全面的な責任により対処するとともに、当法人に損害が生じている場合は賠償するものとします。
附則
- 本規約は平成28年10月17日から施行します。
- 平成28年12月13日 改訂。
- 平成30年1月11日 改訂。