ログイン

徳島大学大学院社会産業理工学研究部社会総合科学域/人と地域共創センター

佐原 理

総サポーター数:8人

累計支援額:63,000円

研究内容

映像デザインに関する研究 ~成層圏を科学・芸術・教育のプラットフォームとして活用する

 

徳島大学で  科学・芸術・教育プラットフォームとしての成層圏 の研究及び、フィルムサイクルプロジェクトを行っています。

私は、子どものころから宇宙図鑑を眺めていて自分の今いる場所を宇宙から俯瞰してみたい、その思いが今の研究の原動力になっているのだと思います。

上空3万mの成層圏は宇宙の入り口です。その成層圏を科学・芸術・教育のプラットフォームとして活用するための気象観測用気球でモジュールを打ち上げ太平洋上で回収する「成層圏往復便」を企業とともにパッケージ化してプロジェクトを行なっています。

また、映像メディアを通して得られた知がどのように学びに影響するのか、写真等で映像を見た時に脳でどのような認知をされているのか認知の多様性に関わる研究も進めています。

P1050952.JPG

研究について

みなさん、「生命は地球外から来た?また地球生命は宇宙に飛び出している?」というパンスペルミア説があるのをご存知ですか?

私はこの学説を生命科学者と共に成層圏から実証的に解き明かそうと取り組んでいます。微生物は花粉などに付着して成層圏を長期浮遊、宇宙空間まで飛び出している可能性があります。微生物が成層圏に浮遊する間に紫外線や放射線の影響でDNAが改変され、その後地上に舞い降りた際に他の生物に取り込まれ、急速な進化に関係しているのはないかという研究に参画し、そのエビデンスを出そうとしています。

また、成層圏でDNAが改変される可能性から成層圏に打ち上げた酵母菌のうち有効に変異したものを使ったり、地球上にはない成層圏の環境を利用した食品を開発しています。今までに、酵母菌を使った「パン」「ビール」「干物」を作ってきました。成層圏を地球サイズのキッチンとして活用し“宇宙一"美味しい食べ物を作る、フードテックへの挑戦をしています。

2022-08-20 (29).png
 

もう一つ大変ワクワクしたプロジェクトがあります。2020年京都の小学生がから「宇宙人に声を届ける」というプロジェクトの相談を受けました。このプロジェクトでは、小学生2人が自分たちの挑戦を一から十まで自分たちで設計し実行しました。

これは、科学、技術、工学、芸術、数学をフル活用して探求と創造のサイクルを生み出します。これはまさしく、STEAM教育プロジェクトです。私の持っている研究のプラットファームを使い分野横断的な学びを提供する教育分野のコンテンツの共同開発にも取り組んでいます。

C0180T01.JPG

さらに、映像をどのように地域に還元していくか、映像・デザインの視点から取り組んでいます。個人的に記録された映像も地域の貴重 な資料として見返してみると、個人やその家族が見返す写真の意味とは違った価値を見出すことができます。写真は当時の記憶を呼び起こし、脳機能の側面から測定しても匂いや温度まで感じさせることもあります。

P1060069.JPG

特に戦中や戦後の白黒写真を修復し、色彩を復元するとそうした触覚的な記憶が蘇ってくるようです。私自身も祖父の写真の色彩を復元した際には、自分と同い年の祖父が目の前にいるように感じタイムマシンで過去に戻ったかのようでした。写真はまさに命や存在そのものを記録している貴重な資料だと思います。 こうした写真を通して地域をみつめる活動を"Film Cycle Project"として展開しています。

P1050982.JPG
 

メッセージ

長年、映像・デザインにかかわる美術教育研究者として映像的触覚知を生み出すプロセスを研究し、その研究の派生から宇宙からこの地球を、自分の生まれた街を自分のスマートフォンで撮影して見ようと実行してみたところから、今まさに総合科学的な研究をしています。成層圏の環境は火星に近く将来の宇宙開発の実験場としても注目されています。

微生物を成層圏まで送り届け、回収したサンプルから、私たち地球生命の生存戦略を調査したり、これはテレビ局の企画ですが、偶然にも魚が大変おいしくなる環境を利用して「宇宙干物」を作ったり、先の微生物研究の派生でKAMIYAMA BEERさんとともに成層圏ビールをつくったりと、成層圏を舞台に最先端の研究を地域に還元するデザインを推進しています。世界で唯一のものをつくり、それを地域のために還元していく、そうしたプロジェクトを進めています。

2022-08-20 (28).png

地域への還元という側面では私の「映像による社会のデザイン」というフィルムサイクルプロジェクトも同じく重要です。このプロジェクトでは9ミリ半という戦前の徳島の映像も見つかり、この地域にとっての重要な財産の発掘・保存にも貢献しています。重要なのはフィルムの発見だけではありません、戦前のフィルムに映る空襲で焼ける前の徳島の街の様子を知る人にお話を伺えるのもあと数年です。

ご提供いただいたフィルムをもとに戦争を生き抜いた方々のストーリーを同時に次の世代へと受け渡す、そうした社会活動を映像をつかってデザインしています。

現在収集している多くは8ミリフィルムです。そごうがこの街にやってきた日、鷲の門が寄贈された日、眉山に積もった雪で遊ぶ日常、あと30年もしたらその日々のことを知る人々も居なくなってしまいます。映像資料という大きな情報を収集し持つということはこの地域の未来への財産です。

徳島に住む人々の未来のために日夜徳島大学の学生、人と地域共創センターの塚本准教授とともに皆さんの映像資料をデジタル化してお戻しし、選別したものを地域アーカイブとして集積しています。ご家族の貴重な財産として、そして地域の未来のためにぜひご協力いただけましたら幸いです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

DSC00138.JPG
 

研究ニュース0

ニュース一覧

サポーターズ0

サポーターの皆様

サポーターはまだいません。

研究サポーター募集中!

下記の支援者は研究応援サポーターとして登録されます。

研究応援サポーターの方には、メルマガなどの情報を配信し研究の進捗などを共有致します。

毎月2500円サポート

佐原先生の研究を支援する研究サポーターズに登録させて頂きます。
サポーターズとして毎月2500円のご寄附を頂くプランです。

研究サポーターズに登録された方は,(不定期開催YouTube Live)に招待します。これまでの研究秘話など、不定期ですがYouTubeで研究内容を配信いたします。
チャットからの質問等にもお答えいたします。

毎月5000円サポート

佐原先生の研究を支援する研究サポーターズに登録させて頂きます。
サポーターズとして毎月5000円のご寄附を頂くプランです。

研究サポーターズに登録された方は,(成層圏に挑戦プラン)に招待します。
自分で成層圏に気球を打ち上げ、回収してみたい等のスタートアップ的な簡易なご相談にコンサルタントとして対応いたします。

毎年3万円サポート

佐原先生の研究を支援する研究サポーターズに登録させて頂きます。
サポーターズとして毎年3万円のご寄附を頂くプランです。

研究サポーターズに登録された方は,(成層圏打ち上げ回収見学)に招待します。
打ち上げ現場の見学等をご案内いたします。徳島、高知、三重等からの打ち上げが多いです。
回収は100km程度離れたところから船をチャーターすることが多いです。要事前相談ですがどちらか、もしくは双方見学が可能です。

毎年10万円サポート

佐原先生の研究を支援する研究サポーターズに登録させて頂きます。
サポーターズとして毎年10万円のご寄附を頂くプランです。

研究サポーターズに登録された方は,(成層圏打ち上げプラン1)に招待します。
ステッカーなど、比較的簡易に打ち上げ可能なものを機体に装着し成層圏に打ち上げて撮影するプランです。打ち上げ日時等の指定はできません。その他、成層圏関連成果物が完成すればご提供させていただきます。

毎年30万円サポート

佐原先生の研究を支援する研究サポーターズに登録させて頂きます。
サポーターズとして毎年30万円のご寄附を頂くプランです。

研究サポーターズに登録された方は,(成層圏打ち上げプラン2)に招待します。
成層圏に200g程度のもの(要事前相談)を打ち上げて、回収しお戻しするプランです。
4件以上のプランが出揃った際にピギーバックにて打ち上げます。打ち上げ日時等の指定はできません。スマートフォンなどの撮影装置もご自身で用意していただければ重量制限内でしたら打ち上げ可能です。その他、成層圏関連成果物が完成すればご提供させていただきます。

スポット支援5000円プラン

今回だけ、5000円をご支援いただくプランです。
このプランでは、研究サポーターズには登録されません。

スポット支援1万円プラン

今回だけ、1万円をご支援いただくプランです。
このプランでは、研究サポーターズには登録されません。

スポット支援2万円プラン

今回だけ、2万円をご支援いただくプランです。
このプランでは、研究サポーターズには登録されません。

寄附受入情報

H27 communicationmark jpeg
国立大学法人徳島大学

本プロジェクトに寄付をしていただいた方には、徳島大学から寄付の受領書をお送り致します。
国立大学への寄付になりますので、確定申告の際に受領書を提出することで税の優遇措置を受けることができます。
大切に保管して下さい。

このページの
先頭へ