第2回蜂須賀まつりを開催するにあたり、運営費用の一部を皆様にご支援いただきたいと考え、クラウドファンディングを利用させて頂きます。
昨年の第1回蜂須賀まつりについて
阿波踊り発祥の地「鷲の門」において、長年夢見てきた皆が参加できる踊りの輪を実現することが出来ました。
昨年、私は武者行列の甲冑や蜂須賀まつりの旗などに取り組みましたが、実行委員会(阿呆の介)の皆様には鷲の門に設置した踊り櫓など施設の準備、提灯、多くの屋台の参加、広報など万端の準備を頂きました。渦の會さんはじめ多くの鳴り物の皆様、遠路参加いただいた県人会の皆様有難うございます。クラウドファンディングで支援頂いた方々には厚くお礼を申し上げます。
当日には、まさに「人事を尽くして天命を待つ」という清々しい気持ちではありましたが、直前まで雨模様と不安で、その時間帯に突然晴れるという急展開には感激しました。
そして、あれだけの大勢の老若男女に来ていただき、楽しく踊って頂けたことには大きな感動を覚えたところです。
多くの子どもさんが踊ってくれたことは本当にうれしかったと思います。
阿波踊り発祥の地にどうしても残さなければならない行事となったと確信することができました。
第二回を開催するにあたって
今年は、自分にとって踊り人生70年を迎えます。(昭和21年に戦地から帰国して昭和23年から本格的に踊りを始めました)
3月に90歳を迎えますが、「人生、感動でござる」という気持ちが満ちています。
最初の頃には何が良いか分からなかった阿波踊りですが、他の様々な踊りと違って自分なりの踊りが出来ることがわかってきました。
阿波踊りの神髄は一人一人の個性だと思います。今では90歳の踊りがあることに気づきました。
子どもから初心者、高齢者まで楽しく踊れることが大事です。
そのために、よしこのよりもゆったりした音楽も要るかなと思っており、「蜂須賀音頭」のようなものが出来れば良いのではないかと考えています。
今回第二回には間に合いませんが、歌詞の案も折々に検討中です。
第二回目となる今回は、前年に続き徳島城博物館の時代行列と連携した行事となります。
新たな趣向としては、日本舞踊の流派の方に仮装踊りなどもお願いしようと思っています。
皆様にご参加いただき踊りの輪をさらにさらに広げて頂けますようお願い申し上げます。
実行委員会メンバーから
大西智城委員長
四宮生重郎さんからは、毎朝「蜂須賀まつり」構想について電話を貰っています。
昨年に増して熱い気持ちでおられる大先輩の想いが新たな文化として徳島城に定着するよう頑張ります。
今年は櫓を低くして、その上で踊ることもできるように計画を進めます。
木内宏委員
鷲の門の設備や屋台さんの依頼、調整を進めていますが、皆さん「蜂須賀まつり」と「四宮さん」への支援の気持ちが大変強く助かっています。
多くの子どもさんに来ていただきたいので、歓迎出来るような工夫と踊りが始まるまでの時間が楽しくなるような工夫を考えています。
第二回「蜂須賀まつり」の開催(平成30年4月8日(日))について
徳島の文化といえば、何といっても「阿波踊り」が筆頭に挙げられます。
400年の歴史を持ち世界にもその名を知られる阿波おどり。
その起源については、いろいろな説があります。
盛んに踊られるようになったのは、徳島藩祖・蜂須賀家政が天正14年(1586年)に徳島入りし、藍、塩などで富を蓄積した頃からといわれ、 その後、藍商人が活躍し、年を重ねるごとに阿波おどりを豪華にしていきました。
そこから阿波おどりは市民社会にも定着し、自由な民衆娯楽として花開き、 特に戦後は復興の象徴として目ざましく発展し、日本中に定着していきました。
一昨年、「二代藩主蜂須賀忠英が、城下町の町人に踊りを命じ、徳島城内の舞台で各町の町人がいずれも踊った。」という内容の史料が徳島城博物館の学芸員によって発見されました。
徳島城は阿波踊り本格発祥の場所であることがわかったのです。
現代阿波踊りの名人と称賛されている四宮生重郎さんは、戦後に中国から引き揚げて帰国以来阿波踊りの踊り手として研鑽を積まれ、日本中の多くの方から認められています。
昭和3年徳島市に生まれ、娯茶平連で40年、娯座留連で25年踊り続けた四宮さんは、戦後の阿波踊りの発展に大きく貢献した先達で、今も阿波踊りへの想いは熱く若い時以上の情熱で取り組んでいます。
四宮さんは美しい振付の「おどり連」の踊りもよいけれど、子どもから大人、老人まで踊りたい人が踊れる機会を作りたい。
とくに阿波踊り発祥の徳島城内で老若男女が踊れる機会をつくって定着させたいという願いを持っておられます。
我々、蜂須賀まつり実行委員会は、日頃から四宮さんの腹心の友としてご厚誼を頂いております。
何を言われても腹を立てず、「あー、ほーで」と阿波弁で仲良くしていくことが信条です。
そして、四宮さんの阿波踊りにかける想い・情熱は我々も共通して持っております。
実行委員会は四宮さんの願いを「蜂須賀まつり」として、市民、県民が集って徳島城内で開催する実際の行事として定着させることが出来るよう企画、運営に頑張って参ります。
今年は、4月8日の日曜日、桜吹雪の頃に開催を致します。
徳島城博物館の主催事業に接続しての催しとなります。
詳細はこのサイトの活動報告に折々掲載して参りますので、ぜひ参考にして当日のご参加をお待ちしております。
昨年第一回を開催した際には、子どもさんや外国の方始め大勢の皆様にご来場賜り、実行委員会一同感謝感激いたしました。
また、大勢の鳴り物の方々、踊り手の方、県外の徳島県人会の方、徳島城博物館、ボランティアの方々、出店者の方に大変お世話になりました。
今後とも工夫を重ねつつ、この無料の催しが継続して続けることが出来ますよう皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。
蜂須賀まつり進行表
蜂須賀まつり進行表
時間 |
蜂須賀まつり |
徳島城博物館 |
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人形浄瑠璃
[阿波工芸座]
蜂須賀公時代絵巻 |
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時代行列出発 |
13時50分 |
「渦の会」三味線流し出発 |
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14時00分 |
挨拶
大西智城実行委員長 |
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14時05分 |
青年座・三番叟 |
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14時15分 |
「渦の会」演奏
「よしこの」輪踊りへ |
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15時30分 |
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時代行列鷲の門到着
知事・市長・四宮さん挨拶
時代行列が輪踊りへ |
17時30分 |
終了 |
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支援へのリターンとして記念品をご用意しております
- フォトブック
まつり当日の様子をスタッフが撮影いたします。
第一回目の蜂須賀まつり記念に徳島城の綺麗な風景とともにまつりを楽しむ人達の様子を撮影し、A5サイズのフォトブックとしてまとめます。
ページ数は24ページで、まつり当日の写真を選択して作成する予定です。
- 特製タオル
四宮さん直筆の蜂須賀まつりロゴを印刷した、タオルを作成します。
使いやすい白地のタオルですので、お手拭きや台拭きとして日常生活の中でご利用できる実用的なアイテムです。
- 特製キャンバスバッグ
四宮さん直筆の蜂須賀まつりロゴを印刷した、キャンバスバッグです。
A4サイズも余裕をもって収容可能なサイズでシンプルなデザインですので、普段のお買い物などにも活用できます。
持ち手は肩から、下げられるサイズですのでちょっとしたお出かけ時の荷物入れにも最適です。
第2回蜂須賀まつり実行委員会
挑戦者の自己紹介
蜂須賀まつり実行委員会
蜂須賀まつり実行委員会は、四宮生重郎さんの思いに賛同したメンバーで構成されています。
徳島城内で、昔ながらの誰でも自由に楽しく踊ることを原点とした阿波踊りのまつりを開催します。
Hiromi Masakiさん
徳島出身、名古屋太閤連で踊っています。阿波おどりを心から応援しております!!