セカンドゴール390万円に
挑戦しています!
- パリと徳島の会場をオンラインで同時中継し、一体的なアート展を開催します。
- その他、徳島でプラットアートプロジェクトを広め、地域を活性化する活動を行います。
皆様のご支援、よろしくお願い致します。
初めまして社会福祉法人悠林舎の林正敏と申します。このプロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます。
私たちは、パリで行われるパラリンピックの期間に合わせて、知的障がい者が楽しみながら創作した作品をアートとしてパリの会場に展示するアートの祭典を開催したいと考えています。
その費用の一部を集めるためにクラウドファンディングに挑戦します。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
プラットアートプロジェクトの始まり
私たちは2001年6月1日、障がい者支援施設「シーズ」を開所しました。
当時、県南部地域では高齢化、核家族化の進行が顕著で、障がい者の重度化も重なり、障がい者施設の充実が切望されていました。
阿南支援学校が新設されましたが、卒業後の行き場所がない状況は変わりませんでした。
「シーズ」は入所者40名、通所者20名の生活支援に当たり、生活環境を整えるだけではなく、一人ひとりの個性・能力を発揚し、自立した地域生活を目指してきました。
プラットアートプロジェクトは、障がいのある人も無い人もぷらっと気軽に参加できる。そんなオープンなプラットフォームになればという思いから立ち上げたアートプロジェクトです。
日中活動の充実のために始めたアート活動
アートプロジェクトの最初のきっかけは、日中活動で創作活動に取り組む中、傍観者であったAさんが色鉛筆を掴み「僕のん」と言葉を発したことです。初めて喋ったのです。そして黙々と描き始めました。感動的でした。
様々な画材を使い自由奔放に「なにか」が描かれていきました。
「なにか」を組み合わせれば一つの「作品」になるのではと考えました。「ポスター」にすれば気軽に掲示され、認知されていくであろうと。
そうして、いずれは近代美術館で「ポスター展・原画展」をしたいと思い描く様になり、一人ひとりの能力と協働の結果を芸術にすることに挑戦しました。2003年以来、県近代美術館の学芸員・コピーライターなどの協力を得て10作品を制作・発表することができました。
創作の楽しさ、活動する姿、成果を通し、
アートメッセンジャーとして自立を目指す。
2016年より「パラレルクロッシングエキシビジョン」として著名な現代アート作家の今村源・三嶽伊紗・日下部一司・井上明彦の4氏の指導を受けながら、共にワークショップを実施しました。
2次元の平面作品から3次元立体的な空間を捉え展開する作品に進化させたことでより本格的なアート作品を制作する活動に変わっていきました。
個々の制作の蓄積を、大きな空間で講師等と協働して一つの大きな作品にまとめ上げ、展覧会に結実する。
制作を発表する場を持つことで、参加者は制作の歩みを振り返り、活動の楽しさなどを反芻し、協働作業の達成感や他者との繫がりの実感を得ることが出来ます。
また、アートを観る側には、様々な気付きを促しながら、創作活動が生きていく悦びや力になることを改めて認識する機会を与えることが出来る活動となっていると感じています。
障がいの軽重に応じた制作活動には家族、友人知人、幼児等々、様々な人が参加することが出来るようになっており、障がいの程度や有無に関わらず創作の愉しい時間を共有することが出来るものになりました。
活動する姿や成果を通じて、広くアートの楽しさを伝える「メッセンジャー」として障がいを持つ誰もが輝くことが出来るのではと考えています。この視点は、障がい者の新しい文化への寄与のあり方として、これまであまり例を見なかったものだと考えています。
このプロジェクトは、徳島県内の各地でワークショップを開催し、450人以上が参加しました。徳島県での東京オリンピック聖火リレーの到着点であったアスティとくしまで、オリンピック・パラリンピックに向けて文化プログラムを発信するためにアート展を開催しました。
クラウドファンディングの目標
今年パリで開催されるオリンピック・パラリンピックの期間に合わせて、パリ国際大学都市の日本館でこのアートプロジェクトの展示会を開催するための費用を集めたいと考えています。この日本館は、晩年を徳島で過ごした実業家の薩摩治郎八(バロン薩摩)氏の尽力により、約100年前に設立されました。
様々な施設・団体から多くの参加者が制作した作品が、パリに向けて発信すべく最終段階にあります。
障がい者アートに理解を持つ芸術家の協力を得て、レベル向上に努めてきました。その結果、内閣府大臣や徳島県知事からの表彰も受けております。
国籍や言語の違いを超えた共生社会の象徴的なプロジェクトとして、熱い思いを、創る歓びを全ての人々と共有したいです。
10年余りの活動の集大成として、パリオリンピック・パラリンピックが開催される地で展示会を開催させて下さい。
PAP in Pari アート展概要
「パリ・パラリンピック」の開催に合わせて、障がいのある人もない人も「家」「船・ヨット」をモチーフにしたアート作品作りを通して交流し、大きな一つの作品として組み上げてアート展を開催します。また、パリ市の会場と阿南市の会場をつないでの同時開催を計画しています。
〇設営:2024 年8 月12 日(月)13 日(火)
〇会期:2024 年8 月14 日(水)~9 月10 日(火)
〇会場:パリ国際大学都市 日本館 大サロン
〇入場料:無料
参加作家
森 太三(美術家)
1996年初個展以降、個人の身体感覚によって生み出した小さなカタチを集積させて、展示空間内に架空の風景を表出させる作品を発表。
2014年「STUDIO 森森」設立。展覧会企画や展示設営、ワークショップなど美術に関わる様々な活動も展開している。
現在、社会福祉法人 松花苑 みずのきアトリエ講師・みずのき美術館設営スタッフ、京都精華大学非常勤講師、成安造形大学非常勤講師としても活動している。
麥生田 兵吾(写真家)
「Artificial S」という一つの主題に専念し制作活動している。
「S」は「sensitivity」「space」「scene」...など複数の意味と、そして複数性そのものを包含させている主題は全5章で構成され、全章を通して「生と死」が互いに溶け合うさまを表現する。現在は展示空間の表現から、本の表現へ制作を進めている。
また 2010年より写真活動「 pile of photographys 」をweb上で発表し続けている。
プラットアートプロジェクト実行委員会
参加団体:
社会福祉法人徳島県社会福祉事業団(希望の郷、未来)
社会福祉法人しあわせの里福祉会(しあわせの里)
社会福祉法人仁栄会(春叢園)
社会福祉法人十字会(博愛ヴィレッジ)
社会福祉法人池田博愛会(箸蔵山荘)
社会福祉法人室戸はまゆう会(むろと・はまゆう園)
社会福祉法人悠林舎
(シーズ、キッズベースシーズ、シーズ今津、沖浜シーズ認定こども園、田宮シーズ認定こども園)
事務局:
社会福祉法人悠林舎 障害者支援施設シーズ
活動略歴:
2016年 |
9月 |
アート展を徳島県立近代美術館にて開催 |
2017年 |
11月 |
アート展を徳島県立近代美術館にて開催 |
2018年 |
10月 |
アート展を徳島県立近代美術館にて開催 |
2019年 |
1月 |
アート展を京都にて開催 |
2019年 |
3月 |
アート展を阿南市役所にて開催 |
2019年 |
9月 |
プラットアートプロジェクト実行委員会を設立 |
2020年 |
3月 |
東京2020オリンピックの応援プログラムとしてアート展をアスティにて開催 |
2021年 |
1月 |
徳島県共生社会ホストタウン活動としてアート展「プラザ・ギャラリーオープニング記念展」を障害者交流プラザ プラザ・ギャラリーにて開催 |
2021年 |
4月 |
徳島県共生社会ホストタウン活動としてアート展「東京2020オリンピック聖火リレー記念展」をアスティにて開催 |
2021年 |
6月 |
徳島県共生社会ホストタウン活動としてアート展「プラザ・ギャラリーオープニング記念展」を障害者交流プラザ プラザ・ギャラリーにて開催 |
2021年 |
8月 |
徳島県共生社会ホストタウン活動としてアート展「東京2020パラリンピック聖火フェスティバル記念展」をPenforkにて開催 |
2021年 |
11月 |
堀川新文化ビルヂング開業記念・オープニングイベントとしてアート展を京都の堀川新文化ビルヂングにて開催 |
2022年 |
2月 |
アート展を徳島県立近代美術館にて開催 |
2023年 |
2月 |
アート展を徳島県立近代美術館にて開催 |
2023年 |
10月 |
「かめおか霧の芸術祭 城跡芸術展(京都府亀岡市)」に出展 |
挑戦者の自己紹介
林 正敏
所属:社会福祉法人悠林舎
役職:理事長
電電公社職員(一級建築士)から建設会社の元経営者。
社会福祉施設の設立・経営に関わり20余年。
障害者のアートや 手作りクッキ ー、防災教室、河川協力団体等、様々な取組みを行っている。
経営施設
・沖浜シーズ認定こども園
・田宮シーズ認定こども園
・障害者支援施設シーズ
・シーズ今津
・グループホーム岡
・シーズ相談支援事業部、障害児等療育支援事業部
・キッズベースシーズ
森本博通さん
林さんには、いつもお世話になっております。
いつも素敵な活動だけでなく地域連携や考え方など学ぶ事がたくさんです。
これからも徳島を引っ張っていってください。
地域コンサル助っ人 森本博通