プロジェクト概要
初めまして、「文化芸術振興団体アルモニーア」代表の篠原 輝子です。
私たちのページをご覧くださり、ありがとうございます。
私たちは、ピアノにまつわる様々なドラマを知っていただく機会を作るために、公演「ピアノのこと リアル『蜜蜂と遠雷』の舞台裏」を企画しました。同時にこの公演に学生・生徒100人を無料招待したいと考えています。
クラウドファンディングに挑戦し、私たちの進めている文化芸術の振興についての活動を多くの方に知ってもらいたいと思っています。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

自己紹介
改めまして、クラウドファンディングに挑戦しているアルモニーア代表の篠原と申します。私の前職はシステムエンジニアでしたが、仕事の傍らクラシック音楽のコンサート企画や運営のお手伝いをしておりました。その様な縁で、多くの演奏者の人たちと交流を持っていました。
ある演奏者の方からコンサート主催の依頼をいただいた事がきっかけで、コンサート事業に本格的に関わるようになり、企画から運営まで行うようになりました。
2017年にシステムエンジニアの仕事を辞め、「アルモニーア」を立ち上げてからは、アート好きという事もあり、街中のカフェでアートセッションというアートを楽しく話し合うワークショップも主催するようになりました。

親子で楽しむワークショップを開催した時は、子供と一緒に手を動かし、工作することで、日常生活の中では気づかない子供達の発想力や想像力を目の当たりにして、親ごさんが子供達の豊かな才能に気づくきっかけの場となっています。大人達も、子供の頃を思い出して一生懸命に作る姿が印象的でした。
創造することは、子供も大人も関係なく、楽しくワクワクすることなんですね。

さらに、小松島市立図書館でもアートセッションを開始しました。その活動の流れで、美術展のチラシを集めたパネル展や図書館内でのミニコンサートを開催するに至りました。

コンサートを開くと、地域の人たちのコミュニケーションが広がります。コンサート開演前、終演後には、会場のあちこちから「元気にしよったん?」「何年ぶり?」「今、どないしよん?」「先生の演奏を何十年ぶりかで聴いて懐かしく思った」「楽しかったなぁ」など。久しく会っていない人同士、ご近所の人同士が、コンサートを通じて再会する場面に出会います。音楽を楽しむだけではなく、人と人を繋ぐ場として、笑顔をつくる場として、コンサート作りを継続していきたいと感じる瞬間です。

他にも「仕事と介護に泣きそうな毎日の中で、素晴らしい時間をいただけた」と喜んでくださるお客様のアンケートを読み、生活に活力を与えてくれる音楽を伝えていきたいと強く思いました。
活動を続ける中で、課題や問題点が沢山見つかり、振興事業を継続することの難しさを実感しています。と同時に各方面から、やって欲しい事業のリクエストも集まり始め、こうなったら、出来るところまでやってみよう。と決心して課題に埋れながら、日々奮闘しています。

公演「ピアノのこと リアル『蜜蜂と遠雷』の舞台裏」について
今回のコンサートでは、ピアニストを目指す人、ピアノを職業としている人、音楽が好きな人、音楽に興味がある人に向けて、ピアノにまつわる様々なドラマやストーリーをトークとピアノ演奏でお伝えしたいと考えています。
コンクールやコンサートを鑑賞するだけでは見えてこない、舞台裏をお伝えできればと思います。
それ以外にも小説「蜜蜂と遠雷」を読んで興味が湧いたという人。ちょっとクラシック音楽の世界をのぞいてみたい人。ピアノのメカニックに興味がある人にも気軽に足を運んでもらいたいです。小説「蜜蜂と遠雷」の世界を、調律師とピアニスト、双方の話を聞きながら、小説の世界と現実の世界の違いや、共通点を楽しんでいただきたいと思います。
ピアノという楽器は珍しい楽器です。他の楽器では演奏者自らチューニングを行う事がほとんどであるにもかかわらず、ピアノは調律師が行います。ピアニストと調律師の二人三脚でピアニストが理想とする音を作り出す現場は、他者が見ているだけではわからない信頼関係がそこにはあり、決して一人では成立しないところにドラマを感じるのです。役割は違っていても、目標にたどり着くため、互いがやるべき事は何か?信頼とは何か?そして、その先に見据える事は何か?ピアノ演奏とトークセッションの2部構成で調律師とピアニスト両者の視点から、ピアノのことについて、コンサートやコンクールの舞台裏についてお伝えしていきます。

最後に文化芸術振興団体としては、丹下 健三建築も知って欲しいと思いました。ホールで音楽を聴いたら終わりではなく、ホールの空間やホール周辺の公園や港町の雰囲気も含めて、目一杯楽しんで帰っていただきたいと思います。
丹下健三が取り組んだ初期の建築物は、耐久年数が過ぎ老朽化が進み解体される建築物もありますが、サウンドハウスホールは、丹下の晩年の設計で現在も活用されている施設です。港町によく似合う白い外観は、青空によく映えます。遊び心のあるおおらかな雰囲気を感じさせる建物です。このようなホールで、公演できることが楽しみです。

公演情報
タイトル
ピアノのこと リアル『蜜蜂と遠雷』の舞台裏
公演日時
2023年5月13(土) 13:30開演(開場:13:00)
会 場
サウンドハウスホール(ミリカホール)
徳島県小松島市小松島町新港9-10
入 場 料
一般2,500円 (前売り・当日)
※学生・生徒 100 人無料招待(招待からもれた方は500円(大学生以下)でチケットを購入お願いします。
※小学生は保護者同伴でご来場お願いします。保護者の方はファミリー料金1,000円をいただきます。
※就学前のお子さまのご入場はご遠慮下さい。
出演者
調律師 |
大久保 英質 様
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河合楽器製作所 |
花岡 昌範 様 |
ヤマハ株式会社 |
常見 保夫 様 |
スタインウェイ・ジャパン株式会社 |
ピアニスト |
沼沢 淑音 様
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ファシリテーター |
山本 典子 様 |
アトリエムジカ主宰・ピティナ鳴門第九の里ステーション代表 |
スタッフからのメッセージ
篠原 輝子(アルモニーア代表)
近年、日本人のクラシック音楽演奏家は、世界で高い評価を得るようになりました。海外の演奏会で、日本人の名前を見かける事も多くなりました。コンサートの内容も、赤ちゃんのためのコンサート、親子で楽しむコンサートやワークショップなど、カジュアルなスタイルから、オペラや有名な交響楽団による、芸術性の高い楽曲を演奏するスタイルまで、幅広い形式の演奏会を楽しめるようになりました。そんな中で『調律師とピアニスト』に焦点を当て、ピアノのことをトークと演奏でお伝えする公演を企画しました。
この公演は、未来へ、そして夢へ向かう若い世代の人たちに向けての応援メッセージでもあります。公演タイトル『蜜蜂と遠雷』は、若者がそれぞれの過去や現実に向きあいながらピアニストになる夢を追いかけるストーリーを描いた小説です。夢を実現させることは、容易くはありません。沢山の挫折と競争を経験しながら、それでも目標に向かっていく強さを必要とします。そんな世界をリアルに生きる調律師とピアニストの人たちの話を聞いていただきたい。何か未来へつながるヒントがそこにあるかも知れません。押しつけになっていたら、ごめんなさい。でも、よかったら聴きに来てね。夢を応援しているから・・。
笠井省宜(ロゲイニング・たぬき塾主催者)
みなさんこんにちは。私は、普段、小松島市内全域が競技エリアとなる大規模なオリエンテーリング「たぬき×ロゲイニング」を主催しています。
公演の開催会場となるサウンドハウスホールは、小松島港の近くにあります。港町に音楽は欠かせません。その裏側をのぞける今回の企画、是非みんなで成功させましょう。街を賑やかに、楽しくしよう!!
吉永圭子(東京音楽大学ピアノ科卒業、ピアノ講師)
このコンサートの話を聞いて…めちゃめちゃおもしろそうって思ったら…いつの間にかスタッフで参加してました(笑)クラシックは、おしゃれして聴きに行くのもあり、Gパンで気軽に聴きに行くのもあり。徳島でもいろいろなコンサートやイベントがあったら絶対楽しいはず。今回のコンサート、たくさんの人に楽しんでほしいです
ますだ くみこ(デザイナー)
チラシデザインを担当しました、ますだ くみこです。仕事でチラシの制作や写真画像処理などをしていますが、今回のようなイベントチラシを手掛けるのは初めてです。当初は違うデザインを考えていたのですが、プロジェクトメンバーで集まった時に、お話を聞いていて、とても楽しい雰囲気を感じました。その雰囲気が手にとった人に伝わるようなデザインになっているとうれしいです。
山上真樹子
「徳島で素敵なクラシック音楽コンサートを開催したい、音楽の面白さ、素晴らしさに触れる機会を作る活動をしていきたい」というアルモニーア篠原輝子さんの熱い思いにとっても共感し、クラシック音楽大好き!活動の一翼を担えれば!と輝子さんについていっています♪子供も大人も身近にクラシック音楽を、そして今回の企画のような楽器の奥深さを知る音楽会を会場でリアルに多くの方に感じて欲しいです。
山本 典子(リトミック&ピアノ教室アトリエムジカ主宰・ピティナ鳴門第九の里ステーション代表)
普段はピアノ講師とアートナビケーターとして活動をしています。今回の公演では、トークセッションのファシリテーターとして進行役をつとめさせていただきます。音楽はもとより、アートナビゲーターとして培った美術の知識と視点を駆使しながら、ピアノのことについて出演者の皆さま、会場の皆さまと一緒に深堀りして行きたいと思います。会場でお待ちしています!

支援のお願い
アルモニーアは2017年10月より、徳島の文化芸術振興のため、様々な活動を行なってきました。一つのコンサート、一つのイベントを開催するためには多くの時間と人材、地域との連携に資金を必要とします、当団体の活動をどうか支えて下さい。現状では活動資金が不足しています。活動を通じて、文化芸術振興と、それに関わる人の裾野を広げ、地域と人をつなぎ、街の賑わいづくりに寄与できるよう精進します。
支援金の使途
◆「ピアノのこと リアル『蜜蜂と遠雷』の舞台裏」の公演資金
・会場使用料(照明、音響設備、ピアノレンタル料、調律費用を含む)
◆コンサートやワークショップ、イベント開催など文化芸術事業継続に関わる資金として使用します。
アルモニーアとは?
徳島の文化芸術振興のための活動を行なっています。
主にクラシック音楽コンサートやワークショップ、イベントの企画・運営・主催をしています。
団体名のアルモニーア(Armonia)は、イタリア語で調和、ハーモーニーという意味です。
アルモニーアの今後の事業目標
- コンサート事業の継続(ミニコンサート、コンサート年2〜4回)
- アートセッション(美術を楽しく話すワークショップ)年12回
- 美術鑑賞ツアーの開催(年2〜3回程度)
- 音楽やアートイベントの開催
現在継続している文化芸術振興事業を発展させ地域と人、人と施設を繋げる企画を計画しています。
皆様のご支援よろしくお願いいたします。
挑戦者の自己紹介
篠原 輝子
所属:文化芸術振興団体アルモニーア
初めまして、文化芸術振興団体アルモニーア代表 篠原輝子です。
いつもは、裏方としてコンサートやイベント、ワークショップを後方で支えています。
まさに、舞台裏を地でゆく存在です。演奏家の人やアーティストと関わることで、文化芸術を支えることの大切さと楽しさを知りました。
多くの感動的な場面やドラマに出会いました。私のライフワークとなりつつあります。
珈琲と和菓子と芸術が好物です。
とんとんさん
調律師とピアニストのトークイベントは面白そうです。徳島で芸術を楽しみましょう。