市民が参加する活動が、100年続けばそれが地域の文化になります
いつも応援いただきありがとうございます。新町川を守る会の中村英雄と申します。
私たちは、とくしま まちなか花ロード project「花植え会」を2014年11月から始め、現在では5月、9月、1月の年3回開催しています。この活動は、私が理事長を務めているNPO法人 新町川を守る会が中心となり、徳島市にお越しいただいた観光客のかたをはじめ、市民の皆さんにも気持ち良く過ごしてもらいたいという思いからはじまりました。
徳島市内中心部の藍場浜公園と周辺の道路脇の花壇や植樹帯などに
年3回の「花植え会」には会員や有志らが集まり、各回3万2千~3万5千株を植えています。
1月16日にはパンジーの苗約3万株
5月15日にはペチュニアの苗約3万2千株
9月18日はマリーゴールドの約3万株
来年20221年1月15日には春に向けてパンジーやビオラ、チューリップを植える予定にしております。
花は生き物です、花植え会で多くの皆さまに植えていただいた花には、毎日に手入れが必要です。
水やりや草とりなど日々の手入れを担うのはボランティアの方々で行っています。
歩道橋の下などは、雨がかからない場所になるため雨の日も水を撒く必要があります。
私は、街なかが庭のようになって、歩くのが楽しい街、住んでいる人が楽しい街にしたいという想いで毎日歩いて手入れに回っています。毎日の花の手入れにも多くのボランティアの方が参加していただき継続しています。
初めて、私たちの活動に賛同いただける方にとくしま まちなか花ロード projecの活動のお花の代を募るために2021年4月1日から6月30日の期間、クラウドファンディングに挑戦しました。
街をみんなでつくっていく
その活動は継続していきたいと考えています
自分たちの街を自分たちで作っていく
多くの方に知って、参加いただけるためにも
応援をいただけると大変嬉しく力になります。
この度、二回目のクラウドファンディングを始めます。
近年、企業や個人の寄付が集まりにくくもなっています。新型コロナウイルス感染症の拡大により世の中が大きく変化しています。その過程で人と人の繋がりや地域のコニュニティーの大切さも痛感しました。
二回目の挑戦は更により多くの人が関わる活動に広げて続けていくための良い方法だと感じています。花植え会の苗は1株60円程度です、ご支援いただいた寄附金は花植え会で使う花代にさせていただきます。
共感いただければ幸いです。よろしくお願いします。
プロジェクト説明
私たちは、徳島市内の中心部の道路沿いを綺麗な花で彩り、街を綺麗にする活動を続けています。
徳島市を訪れる観光客をはじめ、市民の皆さんにも気持ち良く過ごしてもらいたいという思いから、2014年11月から毎年5月、9月、12月の年3回、道路脇の花壇や植樹帯などに花々を植えています。
この活動も、昨今の新型コロナウィルス感染拡大の影響による経済情勢の低迷などにより、財源の確保が極めて厳しくなりました。
みなさまのお力添え無くしては活動を継続することが困難な状況となっています。「とくしままちなか花ロードプロジェクト」にご賛同いただき、ご支援をお願い致します。
「とくしままちなか花ロードプロジェクト」について
自分の庭が街の中にあると思えば、歩くのも楽しくなる。観光客だけではなく、住んでいる自分たちも楽しい街にしたいと考えています。
市民みんなで作るガーデンロードのようなものになっていく様に、活動を続けていきたいと思っています。
このプロジェクトでは、徳島市中心部の駅前の道路沿い数キロにわたって、植樹帯や花壇に花を植えています。多くの方が参加してくれることで、徳島の中心部だけではなく、さらに範囲を広げていけると思います。
どんなに小さな事でも継続するという事が大事だと思っています。良いまちにしたいという夢を持って、続けていく事で応援してくれる人が増えて来ると信じて活動をしています。
花ロードを綺麗に保つためには、非常に手間がかかります。
花を植え替えるイベントには、多くの方が参加していただけるようになりましたが、その日から毎日、水やりなど手入れが必要になります。暑い日には2回の水やりが必要になりますし、雨が降っている日でも、歩道橋の下など雨がかからない場所へ水をやっています。
このような、手間がかかる活動をボランティアの皆さんが、毎日行ってくれています。
ものの豊かさよりは、心の豊かさが大切な時代になっている現代では、手間がかかっても、このような活動を市民のみんなで行う必要があると考えています。
そのような豊かなまちになってくれば、また商業も発展してくると期待しています。
市民みんなでまちを綺麗にする文化を作りたい
市民のみんなが参加する活動が、100年続けばそれが地域の文化になります。
徳島はきれいなまちづくりをしているという文化になるようにこのプロジェクトを継続させたいと思っています。
このプロジェクトは、一人ででも活動を続けるという思いを持っています。
一人ででもやると決めて活動していると、みんなが手伝ってくれます。初めからみんなでやろうと考えると、「誰が来てない」とか「誰がしていない」とかという気もちになってしまいます。
一人でも活動を続けていると、手伝ってくれる方への感謝の気持ちが持てます。そうやって、最低でも30年は継続しなければならないという気持ちで活動を続けてきました。
みんなで、良い徳島を作っていくという、市民参加の活動を広げていきたいです。
新町川を守る会について
新町川は徳島市の中心地を流れる川です。戦後の高度経済成長期における工場排水や下水道事業の遅れによる家庭排水の流入とともに新町川も汚染され悪臭を放ち誰も寄りつかなくなりました。
この惨状を見かねた有志10人で会を発足し、1990年3月から「市民の汚した川は市民の手できれいに再生しよう!」と毎月2回ボートで川の清掃を始めました。
きっかけは阿波踊りの期間中の昼間のイベントとして新町川で筏レースを企画した事です。その際に、せっかくイベントをしてもテレビに川のゴミばかりが写ってしまうと言われた事でした。徳島市には、他にも多くの川が流れているので、川を掃除して綺麗にしたいと思いました。
平成元年に、新町川の水際公園ができたその年から、30年以上、船で川のゴミを拾う活動を続けています。
現在では川の清掃活動を基本として、きれいになった新町川や助任川を走るひょうたん島クルーズの運航をしています。川に多くの市民に足を運んでもらうためにさまざまなイベント活動を実施しております。
「できる人が、できる時に、できることを」を基本に、参加するすべての人々によって活動が支えられています。
人々の善意による活動の輪と和をさらに広げていきたいと思います。
一人の百歩より百人の一歩を!
まちづくりは、まず市民ができることをはじめ、それを行政が応援するという形で進めるのが良いと考えています。
まず市民が主体的に地域づくりを進めていく。
それが良ければ、多くの市民が応援してくれますし、企業も応援してくれます。そして、行政の参加につながっていくのです。
クラウドファンディングの支援者の方々とも一緒に、地域をよくしたいと思っている人たちが、意見を出してもらえるような場所を提供したいと思っています。
まちづくりには、感謝の気持ちが大切で愛が必要です。
みんなで地域をよくしたいという気持ちに賛同していただける方のご支援をお待ちしています。
ご支援いただいた方へ
皆様からのご寄附は、主に年に3回行なっている花植え会の際に購入する花の苗代として活用させて頂きます。
毎回、約35,000株の花を植えていますが1株あたりおおよそ60円の費用がかかりますので、その購入費用に当てさせていただきます。
ご支援頂いた方へは、新町川を守る会の活動報告をお送りさせていただきます。また、芳名録を作成し、ひょうたん島クルーズの待合室に掲示させて頂きます。
30万円以上のご寄附を頂けた方のお名前(企業名)は、花壇脇の案内板に記入させていただきます。
税控除について
新町川を守る会は認定NPO法人です。そのため、当法人への寄附は寄附控除の対象となります。支援者の方には、クラウドファンディングの募集期間の終了日の日付で、領収書を発行致します。
個人が認定・特例認定NPO法人(以下、認定NPO法人等)に対し、その認定NPO法人等の行う特定非営利活動に係る事業に関連する寄附をした場合には、 所得控除又は税額控除のいずれかを選択適用できます。
また、都道府県又は市区町村が条例で指定した認定NPO法人等に個人が寄附した場合、個人住民税(地方税)の計算において、寄附金税額控除が適用されます。
挑戦者の自己紹介
中村 英雄
所属:NPO法人 新町川を守る会
役職:会長
1938年 徳島県生まれ。徳島城東高校卒業後、家業の靴店を経営。
1990年 3月に有志10人と「新町川を守る会」を結成。
1999年 NPO法人化。
地域づくり団体自治大臣、日本水大賞国土交通大臣賞など表彰・受賞多数。
川の清掃や水際公園の整備、イベント開催など川を生かしたまちづくりや、山林への植樹活動なども行う。
早川由麗さん
歩道にお花が咲いていると、気持ちが明るく暖かくなります。東京にいるため作業のお手伝いが難しいですが、活動を応援しています。