コンペティションの概要
「未来博士3分間コンペティション」は、大学院博士課程後期の学生が、3分間の限られた時間で自身の研究のビジョンや魅力を、中高生を含む一般の皆さんにわかりやすく伝えるプレゼンテーション大会です。
西日本を中心に計17の大学から選ばれた博士課程の学生が、1枚のスライドを背景に、誰にも分かるように自分の研究について3分間で語ります。
2018年度の主な受賞者
コンペティションを通じて、地域社会が一体となって若手研究者を育て、世界に貢献できる人材の輩出を目指します。
また、この大会では、次世代を担う中国四国地域の高校生によるポスター発表の機会を提供しており、次世代が博士課程の学生による3分間プレゼンテーションを聴くことで、将来の進路についても考えるきっかけにもなっています。
2018年度大会の集合写真
3分間コンペティションとこれまでの歩み
3分間コンペティションは、オーストラリアのブリスベンにあるクイーンズランド大学で始まり、現在では65カ国の600以上の大学で開催されています。
このたび開催する「未来博士3分間コンペティション」は、2014年度より文部科学省が実施している「科学技術人材育成コンソーシアムの構築事業(次世代研究者育成プログラム)」で採択された「未来を拓く地方協奏プラットフォーム(HIRAKU)」事業の取り組みの一つとして、2015年からスタートしました。
広島大学、山口大学、徳島大学をはじめ、西日本を中心とした計17の大学と一緒に、多くの企業や団体の協力も得ながら、2015年以降、毎年開催してきました。
このコンペティションを通して、学生のコミュニケーション力やアピール力を向上させるとともに、次世代(中・高・大学生等)の博士研究への興味や、社会一般の博士人材に対する肯定的な理解を促しています。
大会では、審査員会が決定する各賞や特別協賛企業が選ぶ企業賞の他、聴衆が投票によって決めるオーディエンス賞も用意し、活気のある大会となっています。また、グローバル・チャレンジ賞の受賞者については、翌年度オーストラリアで開催される国際大会へも派遣しています。
博士課程の学生が、自身の研究内容を多くの聴衆を前に、分かりやすく短時間で発表し、そのスキルを競い合う事で、切磋琢磨し合いながらスキルアップを図っています。
2015年大会最優秀賞
田﨑英祐さん (鳥取大学)
「健康はシロアリから学べ!」
2016年大会最優秀賞
飯島 聡志さん (広島市立大学)
「聴覚フィードックを利用した発声トレーニング」
2017年大会最優秀賞
NOVI SYAFTIKAさん (広島大学)
“Fueling your car with garbage and wastewater: possible?”
2018年大会最優秀賞
Hossain Md Shahadatさん (愛媛大学(香川大学配属))
“How Can We Protect Crop Plants from Multiple Stresses?”
未来を拓く人材を発掘し、育て、活躍を促す
この取り組みでは、大会に参加する博士課程の学生がプレゼンテーションを準備する過程で、自身の研究の意義を再認識し、コミュニケーション力やアピール力を身に付けるための機会を提供しています。
自身の研究を分かりやすく説明し、その成果や重要性をアピールする力は、今後の研究活動を円滑に進める上でも、社会の多様な場で活躍する上でも、大いに役に立つスキルです。
また、発表を聴く中高生、大学生にとっても、幅広い分野の最新の研究を分かりやすく学ぶことで、将来の進路を考えるきっかけにもなります。
地域社会全体で、未来を拓く人材を発掘し、育て、活躍を促す環境を創ります。
支援者へのお願い
昨年度までは文部科学省からの補助金で運営していましたが、本年度から本事業への補助金交付が終了しました。今後は自己資金で運営することとなりますが、これからも若手の研究者育成のために、継続して未来博士3分間コンペティションを開催していきたいと考えています。
本大会での優秀発表者に対しては、国際大会への参加を支援するとともに、若手の研究者の活動や更なる成長を地域社会全体で応援するための環境づくりを目指します。
是非とも、本大会の趣旨に賛同頂き、皆様からのご支援をよろしくお願い致します。
会場客席
未来博士3分間コンペティション2019概要
【日 時】 2019年9月14日(土)13:00~17:30
【場 所】 東広島芸術文化ホール くらら 大ホール(広島県東広島市西条栄町7番19号)
【参加費】 無料
【プログラム】
13:00 開会式
13:05 未来を拓く!おもしろ研究最前線
13:20 未来博士へのエール
13:30 博士学生による3分間で未来を拓く!プレゼンテーション(日本語部門/英語部門)
15:30 休憩
15:40 高校生による1枚で未来を拓く!ポスターセッション
16:40 表彰式
17:30 閉会式
※諸事情により、プログラムが変更になる可能性があります。
【賞】
●最優秀賞
●グローバル・チャレンジ賞 (2020年度 国際大会への派遣)
●優秀賞
●特別協賛企業賞
●オーディエンス賞 (聴衆の投票によって決定)
【大会公式サイト】
https://home.hiroshima-u.ac.jp/hiraku/event/competition_2019/
過去の参加者の声
アカデミックを身近に感じられる機会だと思う。
普段、絶対聞く事ができないプレゼンテーションを聞くことができ、様々な分野に興味が湧いた。
リターンについて
お礼状コース
3000円
ご支援頂いた方に、お礼状をお送りさせて頂きます。
ネット投票参加権
5000円
ご支援頂いた方のお名前をHP上に掲載させていただきます。
また、プレゼンテーションを見て頂いてインターネットから投票できる権利をお渡しします。
会場にお名前掲示
10000円
上記のリターンの内容に加えて、イベント当日の会場に支援者としてお名前を掲載させて頂きます。
未来博士応援コース
15000円
リターンはありません。頂いたご寄付は大切に使わせて頂きます。
会場パンフレットブース利用権コース
20000円
イベント当日の会場入り口付近に、パンフレットブースを設置致します。
企業紹介などのチラシ・パンフレットを置くことが出来ます。
プロジェクト応援コース
50000円
リターンはありません。頂いたご寄付は大切に使わせて頂きます。
CF企業スポンサーコース
100000円
イベント当日の会場内に企業ロゴを表示いたします。
CF企業スポンサー(表示大)コース
300000円
イベント当日の会場内に企業ロゴ(大)を表示いたします。
広島大学への寄付と税制について
- 国立大学法人広島大学へのご寄付につきましては、個人からの寄付では所得税の所得控除、住民税(県と県内市町村が条例で指定する寄付金として)の所得控除、法人からの寄付では法人税の損金算入が認められます。
- 個人からのご寄付
広島大学に寄付金を支出した場合は、所得控除制度が適用され、(総所得金額の40%を上限とした寄付金額)から2、000円を差し引いた額が課税所得から控除されます。
実際の税控除額は前記の控除額に各人の税率を乗じたものになります。
個人住民税については、(寄付金(総所得額の30%が限度)-2、000円)×10%が寄付控除額となります。
10%の内訳は、都道府県が指定した寄付金が4%、市町村が指定した寄付金が6%となっています。
ご寄付された翌年の確定申告期間に所轄税務署で確定申告手続きを行う必要があります。その際に、広島大学が発行する『寄付金領収書』が必要になります。
住民税の控除適用のみを受けようとする方は、『寄付金領収書』を添えてお住まいの市町村へ「都道府県民税・市町村民税控除申告」を行ってください。
- 法人からのご寄付
法人からのご寄付につきましては、寄付金額全額が当該事業年度の損金に算入されます。
この寄付金による損金算入は、広島大学が発行する『寄付金領収書』で手続きができます。
振込によるご寄附について
このプロジェクトはクレジットカード決済以外に銀行、郵便振込によるご寄附も受け付けています。
入金確認のための支援者様の振込名義などをお知らせいただく必要があります。銀行、郵便振込によるご寄附の場合は必ずご記入をお願いいたします。
≪手順≫
①リターンのコースを選択し、「寄附するボタン」を押してください。
金額を確認し、配送先住所の入力を終えると、振込で支援するかカードで決済するかを選択できます。
表示される画面に従い、次の事項を入力してください。
振込先、口座番号等は申し込みをいただいたのち、支援者様に自動返信メールにて連絡します。
・振込名義人のお名前
・金額
・寄附コースの名称
・領収書などの送付先住所、電話番号、メールアドレス
②ご注意事項
・振込に際しては振込手数料のご負担をお願いいたします。
・カード決済でご利用できるのは、VISA・MASTERのみとなっております。
挑戦者の自己紹介
グローバルキャリアデザインセンター
所属:広島大学
「未来を拓く地方協奏プラットフォーム」(科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業「次世代研究者育成プログラム」)では、博士課程後期学生が自身の研究のビジョンと魅力について、スライド1枚を背景にし、3分間で誰もが分かるように語るプレゼンテーション大会を開催いたします。
吉成崇さん
わずかですが、若い人たちと広大を応援します。