はじめまして、NPO法人アライブラボ代表理事の岡と申します。
突然ですが、「雑談」って、どんなイメージがありますか?
なんとなく、時間の余白。意味のないおしゃべり。そんなふうに思う方もいるかもしれません。

私たちが取り組んでいるのは、「雑談から生まれる地域の未来づくり」です。
私は、一見無駄な時間に思える雑談の時間こそが、人と人との関係性を育み、未来を変える原動力になると考えています。
だから、もっと前向きに、もっと自由に、「これからの人生を笑って語る場所」をつくりたいのです。

このクラウドファンディングでは、私達の活動を知ってもらい、今後も活動を続けていくための仲間づくりを目的に、雑談の場作り・イベントの開催費用などのための100万円を集めたいと思っています。
ぜひとも、ご支援よろしくお願いいたします。

プロジェクトのきっかけ
私は徳島県で、地域に根ざした家族葬専門の葬儀社「セレモニー心」を経営しながら、NPO法人ALIVE LABの一員としても活動しています。
一見まったく異なる2つのフィールド。でも、根っこにあるのは同じ想いです。
それは、「人と人が、ちゃんと話せる場をつくること」。

葬儀という人生の終わりに寄り添う仕事を続ける中で、「最期のとき、誰にも頼れない」「何を話していいかわからない」といった声を何度も聞いてきました。誰かと話せない、相談できない、つながれない──そんな孤立が、静かに人を追い詰めていく現場を、私は何度も目にしてきました。
私自身もかつて、仕事に追われる毎日の中で“雑談すらできない日々”を過ごしていました。すべてを一人で抱え込み、限界まで働いた結果、業務も気持ちも回らなくなってしまった。そんなときに取り組んだのが、業務の仕組み化やDX(デジタル化)でした。

でも、それは単なる業務の効率化のための取り組みではありませんでした。
「雑談ができるようになるためのDXだった」
これは私が一番大事にしている言葉です。
スタッフとの何気ない会話、ふとした相談、笑い合う時間。
それが少しずつ戻ってきたとき、会社の風通しが変わり、挑戦する気持ちが育ち始めました。

雑談から始まった地域づくりの場
そんな私たちがはじめたのが、「スナック雑談」や「雑談ラボ」と呼ばれる集いの場です。日曜の朝、地域の誰でもふらっと立ち寄れる。そこに特別なプログラムはありません。ただ、今日の気持ちを言葉にしてもいいし、聞くだけでもいい。
でも、不思議なことに、そこから新しい企画や関係がどんどん生まれていきます。
たとえば、「防災をもっと身近に」という思いから開発されたアプリ「ぼうさいパッカーン」。ある一人の参加者が話した防災への想いに共感した学生やエンジニアが参加し、アイデアを形にしました。

他にも、地域のお寺を舞台に、子どもたちと音楽を楽しむジャズイベント『お寺ジャズ for kids』を2回開催しました。
参加者の世代も幅広く、音楽を通じて世代や文化をつなぐきっかけになりました。
今後はさらに、地域文化を受け継ぎ広げていくイベントへと進化させたいと考えています。

雑談は、未来のインフラになる
私たちは、日曜の朝に開いている「スナック雑談」や「雑談ラボ」と呼ばれる場を、何よりも大切にしています。
そこは、何かを教える場所でも、助け合いを強要する場でもありません。
ただ、「ともに在る」ことを確認できる。そんなゆるやかなつながりが、地域にあるだけで、安心感が生まれる。

「行ってもいいし、行かなくてもいい」
「でも、あの場所はいつもやってる」
それだけで、誰かがふと心を軽くできる。そんな場を、私たちは地域に根づかせていきたいのです。
このプロジェクトで目指すこと
今回のクラウドファンディングは、イベント資金を集めることが目的ではありません。
私たちが目指しているのは、
「雑談が当たり前にある地域をつくること」
「高齢者の挑戦を中高年が支え環境を整ええること」
「中高年が自分の未来を笑って語れる社会にすること」
そんな「ともに在るインフラ」を、地域に根づかせることです。
私たちは「高齢者の挑戦」「中高年の支え」「雑談から生まれる企画」という新たな軸で、地域の可能性を広げようとしています。

皆さんにお願いしたいこと
このクラウドファンディングでは、皆さんに3つの形でご参加いただきたいと考えています。
① 支援で参加する
ご支援いただいた資金は、以下のような取り組みに使わせていただきます。
- 「日曜市・スナック雑談」の継続開催(会場費・運営費)
- 「お寺ジャズ」を子どもから大人まで楽しめる文化イベントへ発展させる費用
- 「防災パーソナルカード」の制作・配布費用
いただいたご支援がそのまま「未来の雑談」を育てる力になります。
② 仲間に広める
この活動は「口コミ」や「SNSのシェア」で大きく広がっていきます。
「面白そう」「こんな場があったらいいね」と思っていただけたら、ぜひご家族やご友人に伝えてください。
あなたの一言が、新しい参加者や共感者を呼び込む力になります。
③ 現場に参加する
リターンとしてご用意している体験パスを通じて、ぜひ実際に「雑談の場」を体験してください。
- Spotify収録に出演して“声”で参加
- 日曜市の1日マスターを体験して“場”で参加
- お片付け体験で“暮らし”から参加
参加することで、雑談がもつ力を直接体感できます。

最後に
「雑談」は暇つぶしではなく、未来をつくる装置です。
このプロジェクトは、あなたと一緒に未来の地域文化を形づくる挑戦です。
どうか、ご支援・シェア・参加という形で、私たちとともに「笑って語れる人生後半戦」を育てていただけませんか?

問いとヒントをつなぐ「知のリレー」
私たちの活動は、ある意味とても地味です。派手なプロジェクトではありません。でも、地域の中で何かを変えるのは、いつだって「雑談」からなのです。
小さな問いが生まれ、小さな実践が始まり、やがてそれが「知のリレー」として広がっていく。
そんな未来を、一緒につくってくれる仲間になっていただけませんか?
私たちは、笑って語れる未来を信じています。
どうか、あなたの力を貸してください。

挑戦者の自己紹介
岡 昌伸
所属:NPO法人アライブラボ
役職:代表理事
私たちは、心と心を繋げる温かい対話の場を提供することで、これらの課題に取り組んでいます。
スナック雑談や地域での交流イベントなどを通じて、人々が気軽に意見を交わし、共感し合える場を作り続けてきました。
アライブラボの活動が、人々の暮らしに寄り添い、地域全体の幸福感を高めることを目標に、これからも尽力してまいります。
皆さまのご支援とご参加を心よりお待ちしております。
いずみさん
がんばってください!