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城南高校150周年記念【夢をつなぐ対談】在校生 松田絢さん×同窓生 酒池由幸さん

育てるのは城南生の夢、支えるのはみんなの想い~150周年プロジェクト~

購入型
アイコン 挑戦者酒池由幸 所属徳島県立城南高等学校150周年記念事業実行委員会
支援総額 469,000円
目標金額 2,000,000円
23%
サポーター 35人
残り87日

城南高校150周年記念【夢をつなぐ対談】在校生 松田絢さん×同窓生 酒池由幸さん

クラウドファンディング開始から2日が経ち、早くも32名の方から449,000円のご支援をいただいております!また、多くの方から現役城南生への温かいメッセージも寄せられています!心からの感謝を申し上げます。

さて、私たち徳島県立城南高等学校150周年記念事業実行委員会は、城南高校創立150周年という特別な機会に「夢をつなぐ対談」という企画をしました。

同窓生であり、実行委員会会長の酒池由幸さんを聞き手に、在校生に「どのような夢を抱いているのか」「どのようなことに興味をもっているのか」じっくり語っていただきました!

この対談を通して、在校生たちが抱く「夢」を大切に受けとめ、応援していきたいと思っています。

 

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在校生 松田絢さん×同窓生 酒池由幸さん

 

酒池:松田絢さん、よろしくお願いします。香川県の大学への進学が決まったとお聞きしました。まずは、おめでとうございます。

 

松田:ありがとうございます。今日は、よろしくお願いいたします。

 

酒池:今日のインタビューのテーマなんですが、2025年に、城南高校が創立150周年の記念すべき年を迎えるので、我々卒業生として、「何か城南生の夢を応援したい」、そして、「それを実現するプロジェクトを考えてみたい」ということになって、城南生を代表して、松田さんの夢を聞いてみることになりました。

因みに、私は、半世紀前の創立100周年の時に現役生であったので、その時とは、夢もかなり変化してきているのではないかと興味を持ちながらインタビューしたいと思います。

松田さんはどのような夢を持っていますか?

 

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松田:半世紀ですか。すごいですね。私は中学生の頃から「海外に行きたい」という漠然とした思いがありました。城南高校を選んだ理由の一つに、海外研修ができるという点があります。 

一人では勇気がなくて行けそうにないけれども、城南高校の場合、サポートがある上で、いつもの友達や先生と一緒に行くことができるので、最初の海外経験にとてもいいと思っていて、実際に海外研修に参加できることをすごく楽しみにしていました。

 

酒池:城南生へのアンケート調査の中で、多くの生徒が「海外留学や海外研修を体験してみたい」という結果が出ていましたが、一時期、若者が海外留学に消極的であるという記事をみたことがあるので、こうした城南生のチャレンジ精神に、嬉しく思うとともに、心強く思いました。

まだ海外研修の経験がない生徒の皆さんも、どんどん海外での実体験をして欲しいです。松田さんは、どのような体験をしましたか?

 

松田:SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の一環で、城南高校と提携している台湾の高校に海外研修に行きました。

自分の研究を発表したり、向こうの学生の研究を見せてもらったり、交流ができて、すごく貴重な経験でした。

 

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酒池:台湾での研修では、どんな研究内容を発表されました?

 

松田:私は「夜空の明るさ」や「光害」をテーマに研究しています。

蛍光灯の光が、自然や動物などに与える影響を研究しています。例えば、光によって、渡り鳥はどこに行くかを決めています。光によって、渡り鳥が建物にあたって亡くなってしまうこともあります。

そういう研究内容を、研修の中でも発表させていただきました。向こうの学生たちも興味深く聞いてくれて、積極的に質問もしてくれました。

 

酒池:夜空の明るさの研究ですか?意外ですが、とても興味深い研究テーマですね。

台湾の学生さんたちは、どのような研究をしていましたか?

 

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松田:「ロボット」をテーマに研究をしていました。自分たちで作ったロボットを私たちにも見せてくれたり、実際に動かせてもらったり、すごく勉強になりました。

 

酒池:台湾の学生さんたちとの交流はどうでしたか?

 

松田:私は拙い英語と身振り手振りで何とかコミュニケーションをとりましたが、それに比べ、台湾の学生たちは英語が堪能でした。英語を流暢に話していて、ロボットのプログラミングも英語でしているようで、差を感じましたね。

 

酒池:外国の方は、結構英語が喋れるんですよね。我々も、グローバル化が進展する中で、「英語を喋らないといけない場に、積極的に身を置く!」という意識を常に持っていた方がいいなと感じています。必要に迫られるのが一番の早道でしょう。

私は、大学生の時に、 2ヶ月間、イギリスのケンブリッジ大学で語学留学をしましたが、ホームステイだったので、滞在初日からホストファミリーの人たちと、喋らないといけない状況下に置かれました。帰る頃には、日常会話程度は喋れるようになり、日本に帰ってきてからも、英会話の勉強をして、卒業旅行では、バックパッカーとしてヨーロッパ一人旅もできるくらいに成長しました。今は、まったく喋れないですが…。

城南生には、まずは積極的に体験する意思を持ってもらいたいなあと思います。

因みに、台湾の印象、カルチャーショックを受けたものはありましたか?

 

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松田:一番驚いたのは「トイレ」です。学校のトイレにはトイレットペーパーがなく、紙を流せるようになっていなくて、ティッシュをゴミ箱に捨てる習慣がありました。下水道の整備上の問題だと思いますが、それにはとても驚きました。

また、「夜市」に行ったのですが、狭い路地のような道が多くて、舗装もされていない道やゴミが散乱しているところも多くあって、日本は安全で、美化も進んでいると実感しました。

あとは、ごはんについてですが、籠包などの中華料理は美味しかったです。ただ、ホテルでは、鶏肉でも牛肉でも豚肉でもないあまり焼かれていない生肉料理が出てきたて、驚きました。さすがにそれは食べられなかったですね。

 

酒池:それはいい経験になりましたね。日本は、世界でも公衆衛生にはとても意識が高く、世界でも最高水準ではないのかなと思いますね。それから、食文化は、本当に国によって独自性があるというか、それぞれに歴史や伝統もあり、それぞれに良さを感じます。

他に印象に残っているところはありますか?

 

松田:台北にある大型博物館「国立故宮博物院」に行きました。遥か昔に作られたアクセサリーや当時の人が住まわれていた装飾を施したお部屋が展示されていて、とても感動しました。将来自分もこんなデザインができたらいいなと思いました。

 

酒池:松田さんは、大学では「情報メディアデザイン」に進まれるということですが、SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)という理系の分野から、「デザイン」という異なる分野を選択したのは、何か切っ掛けがあったのですか?

 

松田:城南高校に進学する前は、将来「食」に関わってみたいと思い「理系」の進路を選びました。SSHで研究する中で、3Dプリンターを使って「ここは何cmにしよう」とか、自分でものづくりをするのが好きだなと感じて、理系の延長でもありますが、デザインに興味を持ちはじめました。

それから、デザインの中でも「パッケージデザイン」に特に興味を持っていて、中でも「きびだんご」のパッケージがお気に入りなんです。風呂敷に包まれているデザインで、開けて取り出す時と「おいしい!」と食べる時に、二重の楽しさがあります。地域との連携が強い大学に進学するので、特産品をデザインできるようになりたいと思っています。

 

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酒池:それは素晴らしいと思いますし、進学された後、どんな作品を作られるのか楽しみです。ぜひ将来、徳島に帰ってきて、徳島の特産品のパッケージデザインをして欲しいです。徳島の活性化、地方創生にも貢献してもらえるので。それから、半世紀後の城南高校創立200周年の時は、今とは逆の立場で、城南生の頑張りをしっかり支えてくださいね。よろしくお願いします。最後に私に何か聞きたいことはありますか?

 

松田:200周年では、その時代の徳島の特産品のデザインについて、現役生と一緒に議論しながら考えてみたいですね。

酒池さんにお伺いしたいのは、人生に影響を与えた一番の経験はどんなことですか?

 

酒池:私は高校時代には海外経験は叶わなかったのですが、大学時代に、イギリスに行く機会を得ました。当時は、インターネットも、スマホもなく、海外の情報に触れる機会が少なかったので、イギリスの地を踏んだ瞬間から、カルチャーショックを受けました。先ほどのトイレの話じゃないですが、イギリスでは日本みたいに高い山が少なく、河川の水量も豊富ではないので、水が大変貴重で、空気と水はフリー(無料)と言われていた日本の常識とは違うんだなと、まずは思いました。

緯度が高く、高温多湿ではないので、お風呂にも週2~3回くらいしか入らず、お風呂好きの日本人にとっては、まさに異文化でした。

これはほんの一旦ですが、同じホームステイをしていたフランス人からも、合理的で個人主義、といっても、自分を大切にするように、他人も大切にするといった考え方を学びました。

また、家の玄関のカギはしないが、部屋のカギはする文化で、日本の襖文化とは違うということを知りました。世界中、いろんな環境の中で、異なった歴史や文化を背景にした人たちがいることを実際に体験し、「異文化を知ること」が重要だと感じましたし、今で言うところの「ダイバーシティ(多様性)」という言葉の意味を、知らず知らずのうちに学べたのではないのかなと思っています。

それが、自分の人生の中で一番影響を受けた出来事であるし、今の自分を形作っているのではないのかなと…。

城南生には、いろんなフェーズで目標を立てながら、いろんな人や文化と出会って、「カルチャーショック」や「感動」を受けて、成長していって欲しいと思います。

 

松田:ありがとうございます。

 

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このプロジェクトはオールイン型ですので、目標金額の達成状況によらず支援が実施されます。

1,000円(税込み)
無制限

感謝のメッセージ梅コース

プロジェクトを支えていただいた感謝の気持ちを込めて、お礼のお手紙又はお葉書をお送りします。

サポーター1人
残り87日
3,000円(税込み)
無制限

感謝のメッセージ竹コース

プロジェクトを支えていただいた感謝の気持ちを込めて、お礼のお手紙又はお葉書をお送りします。

サポーター1人
残り87日
5,000円(税込み)
無制限

感謝のメッセージ松コース

プロジェクトを支えていただいた感謝の気持ちを込めて、お礼のお手紙又はお葉書をお送りします。

サポーター9人
残り87日
10,000円(税込み)
無制限

海外研修&部活動報告コース

生徒たちより海外研修や部活での成果をフォトスライドショーにて報告させていただくとともに、お礼のお手紙又はお葉書をお送りします。

サポーター22人
残り87日
50,000円(税込み)残り20個
限定20個

吹奏楽部演奏会招待コース

城南高校吹奏楽部・合唱部の『定期演奏会』の特別にペアで、ご招待します(R8年3月開催予定)。

生徒たちより海外研修や部活での成果をフォトスライドショーにて報告させていただくとともに、お礼のお手紙又はお葉書をお送りします。

 

返礼品

  • 感謝のメッセージ
  • 報告スライドショー
  • 定期演奏会ペア招待券
サポーター0人
残り87日
100,000円(税込み)残り9個
限定10個

体育祭・ファイヤーストーム特別招待コース

城南高校の行事『ファイヤーストーム』に特別ご招待します(R7年9月上旬週末開催予定)。

生徒たちより海外研修や部活での成果をフォトスライドショーにて報告させていただくとともに、お礼のお手紙又はお葉書をお送りします。

 

返礼品

  • 感謝のメッセージ
  • 報告スライドショー
  • ファイヤーストーム招待券
サポーター1人
残り87日
100,000円(税込み)
無制限

全力応援コース

全力応援いただいた感謝として、生徒たちより海外研修や部活での成果をフォトスライドショーにて報告させていただくとともに、お礼のお手紙又はお葉書をお送りします。

返礼品

  • 感謝のメッセージ
  • 報告スライドショー
サポーター1人
残り87日

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