徳島から世界へ　現代アートへの挑戦

プロジェクト概要説明

NPO法人AWA現代アートプロジェクト代表の美馬宏衣と申します。

私たちは県下で初めて現代アートの普及と振興を目指し、七年前にNPO法人を設立しました。

学生時代からのアーティスト仲間とのご縁でまた新たな有志も加わりいくつかの試みを実践して参りました。

今やアートといえば、現代アートを指します。
日本はこの分野でかなり出遅れました。
村上隆、ならよしとも等が多くは個人的な努力から出発して海外で活躍をしています。

AWA現代アート展は、ヴィエンナーレ（二年ごと）今年で四回目七年が経過しました。
最初は県内から今は全国公募展へと発展いたしました。

審査員の先生方の努力、関係者、ことにボランティアの方々のご尽力によるところが大きかったと思います。

また、アート展から出発して現代アートマーケットの貧しさに直面し、昨年度は県下初めての試みとしてアーティストたちの作品を販売できるフェアを開催しました。

好評裡に終了し、芸術家たちがより活躍できる環境を作り出すことに今後も照準を合わせていきたいと考えております。

徳島県が現代アートの先駆けとしてのオリジナルな地位を確立するために、またアーティストたちに世界へと飛躍できる場を提供するためにも、皆様方のご支援をよろしくお願い申し上げます。

これまでの取り組み

1. 全国公募受賞作、入選作品の展示
2. 審査員の作品の展示
3. アンディーウォーホール、ポロックなどをはじめ、世界的に通用する現代アート作品を公開
4. ワークショップやトークイベントの開催
5. プレ子ども展の実施

なお、地域の方々にも現代アートに触れる機会を増やすため親しみやすいマルシェなどの展開も視野に置いています。

本年度から子どもたちの作品公募を始め、アトラクションの同時開催も視野に入れて開催準びを進めております。

徳島県は美術館や音楽ホールなどの、文化施設が少なく、個展はともかく、アート展などの企画イベントが活発に行われているとはいえない現状です。

瀬戸芸などの大掛かりな芸術祭とは一味違ったオリジナルな田舎町の自然発生的なアートの実験場としてクオリティの高い芸術祭を世界に発信して参ります。

現代アートの魅力を伝えるためにわかりやすい説明や展示方法を工夫して参ります。

独自なマーケットの形成

日本の絵画市場は印象派中心の市場であり、すでに世に出た有名作家を扱う画商中心の市場です。

アート展や公募展は全国的に多く開催されていますが、作者を世に紹介・認知してもらう市場の開拓は大変遅れております。

アーティストがアート作品を生み出すためには作品の制作場所や展示スペースの確保、それにも増してプロモーション活動や販売戦略など数々の要因が求められます。

こうした現状に一石を投じ、日本現代アートの魅力を皆様のご支援ご協力を得ることにより世界に発信することが可能であると信じます。

資金の使途

このクラウドファンディングの３５０万円はAWA現代アート展の開催に必要な経費として活用させていただきます。

具体的には会場のレンタル費、展示用の資材の調達、広報宣伝費、開会式当日のイベント代、審査員・ボランティアへの報酬や交通費の支援などに充てられます。

皆様からのご支援によってAWA現代アート展をより質の高いものとし、今後の世界公募そして販売市場の形成等に繋げたいと思います。

なお、ご支援いただいた皆様には、特典として展示会へのご参加はじめ、各賞のオーナーになる権利、石碑・カタログ等への記名などをリターンとしてご準備しております。

挑戦者の自己紹介

美馬　宏依

所属：NPO法人AWAアートプロジェクト

役職：理事長

AWA ART PROJECT の代表
アートに50年以上関わってきた
ベトナム戦争時代に東南アジアにいくなど世界中を旅した
学生時代から友人の画家のプロモーションをしていた（個展をしたり販売をしたりしていてこれが当時新しい形であった）