こんにちは、株式会社澄海の代表を務める谷口です。
私たち株式会社澄海は、昨年、徳島県美波町の遊休施設を活用し、水産加工業と陸上養殖業を行うために設立された新しい会社です。
美波町はかつて水産業が盛んでしたが、現在では過疎化や高齢化が進み、漁業が衰退の危機に立たされています。この現状を打破し、地元の漁業を再び活性化させるために、私たちは新しい取り組みを始めました。
未利用魚に新しい価値を見出す挑戦
私たちが取り組んでいるのは、徳島の「未利用魚」や「低利用魚」を活用し、地域の資源を最大限に活かすことです。これまで十分に活用されなかった魚を全国の消費者の皆さんに届けるため、加工・冷凍・販売のプロセスを整えています。
例えば、海藻を食い荒らす未利用魚や、地元で需要の少ない魚も、適切に加工すれば他の魚に負けない美味しさと品質を持っています。私たちは、この魚たちを全国に広めることで、漁業者の収益向上と地域の活性化を目指しています。
月1 サブスクの会社と提携して徳島の魚が全国で販売され食べられるようになっています。現状は、2 キロまでの製品計量器で間に合っていますが、今後は販売先・取引先の拡大を予想しています。
販売先により、製品種類、入数、形態など様々な要素が増えていく。また製品重量の正確性、産地等トレサビリティ、形態、消費期限等のラベル添付も複雑化していきます。
そこで最新の計量器それに付随するラベルプリンター、ソフトを導入することにより、お客様に正確で、安心・安全な魚を迅速に、お安く提供できるように目指していきたいです。
加工場のDX化で未来を築く
このプロジェクトでは、加工場にデジタルトランスフォーメーション(DX)を導入し、効率的な作業環境を整えることで、徳島の水産業を未来へと繋げようとしています。
最新の計量器やラベルプリンター、トレーサビリティシステムを導入し、加工から販売までの一連の流れをデジタル化したいと考えています。これにより、製品の重量や産地、消費期限などの情報が正確に管理され、労働時間を短縮しながら品質の高い商品を提供することが可能になります。
トレーサビリティシステムを活用し、消費者の皆さんに魚がどのように育てられ、加工されてきたかを正確に伝えることができます。魚の育成履歴や餌、薬の使用状況など、すべての情報を管理し、安心して選んでいただける環境を整えて行きたいと考えています。
プロジェクト実現のために
今回のクラウドファンディングでは、目標金額134万円を設定しています。この資金は、DX化に必要な計量器やラベルプリンター、トレーサビリティシステムの導入に使用したいと思います。
データで管理する仕組みを整え、養殖のノウハウなどを可視化していくことで地元の魚のブランド化や安定的な収入の実現により、若い労働者が魅力を感じ、地域に定住できるような環境作りを進めていきたいです。
皆さまへのお願い
私たちの挑戦は、地元の漁師さんたちと協力しながら進めるものであり、地域全体の水産業を守る取り組みです。これまで十分に活用されてこなかった未利用魚に新しい価値を見出し、漁業者の収益を向上させることはもちろんのこと、地域に新たな雇用を生み出し、若者が働きたくなる環境を整えることも目指しています。
皆さんのご支援が、このプロジェクトの成功に欠かせません。私たちと一緒に、徳島の豊かな自然と水産業を未来に繋ぎ、地域の活性化を実現していきましょう。どうか、皆さんのご協力をお願い申し上げます。
ふるさと納税制度とは?
「ふるさと納税制度」は、徳島県などの地方公共団体に寄附した場合、2,000円を差し引いた金額について、現在お住まいの場所で納める所得税や個人住民税から控除が受けられる制度です。(対象寄附金は総所得金額等の30%が上限となります)
これにより、「ふるさとを大切にしたい」「ふるさとのために何か役に立ちたい」という想いを「寄附金」の形にして「ふるさと」を応援いただくことができます。
このプロジェクトへのご支援は、徳島県へのふるさと納税となりますので、どのコースを選んでも税控除分を差し引くと実質負担は2000円となります。
徳島県内に在住の方も、返礼品は受け取れませんが税控除は受けられます。
挑戦者の自己紹介
谷口 毅
所属:株式会社澄海
役職:代表取締役
1971年埼玉県出身
日産自動車整備専門学校卒業
自動車業界は魚とは全くの無縁でしたが、
42歳の時、趣味の魚釣りがきっかけで、魚業界への就職を決意。
取締役である濱隆博さんと出会い、熊本で働く。
徳島県美波町で加工場設立の為、徳島県美波町に移住。
代表取締役に就任。
ドニーさん
おいしい未利用魚、広めましょう!