こんにちは!一般社団法人まち猫フルネス代表の小松珠鈴と申します。私は徳島県三好市の山間部で、地域の課題と向き合いながら、猫たちを救う活動に取り組んでいます。
私たちの活動は、野良猫を保護し、健康管理を行い、適切な飼い主に譲渡する保護猫ルームの運営を中心としています。しかし、猫を保護するためには多額の資金が必要で、入場料だけでは賄えないのが現状です。そこで、地域資源を活用した新たな収益モデルを模索する中で、徳島県の伝統工芸と猫グッズを掛け合わせたプロジェクトを始めたいと考え、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
一般社団法人まち猫フルネスとは
私たち一般社団法人まち猫フルネスは『猫とタッグを組む。野良猫が一匹でも多く、1代限りの地域猫・家猫となることをめざして。』のスローガンを掲げてこの春に起業しました。
代表の私は現在21歳、徳島県東みよし町出身です。子どものころから家には犬や猫がいて、家族には人間以外の生き物がいることが当たり前でした。
高校卒業後、「ハレとケ珈琲」という廃校を利用したカフェで働き始め、地域との深い関わりを持つようになりました。ある日、友人やカフェの代表である植本さんと話していた時、地域で増える野良猫問題が大きな話題となり、そこから「保護猫のために何かできないか」という思いが芽生えました。
そして、2024年春に「まち猫フルネス」を立ち上げ、保護猫ルームの運営を開始しました。
プロジェクトの概要
保護猫ルームを運営するには、猫たちのウィルスチェックや不妊去勢手術、食事やケア用品の費用がかかります。1匹あたりの費用は少なくとも1万円以上、年間にすると多大な資金が必要です。
また、三好市の山間部では、過疎化と人口減少が進み、地域社会における活力の低下も課題となっています。私たちは、猫を通じて地域に新たな活気を生み出し、人々が集まる場所を作りたいと考えています。「猫×伝統工芸」という新しい切り口で地域資源を活用することで、猫たちを救い、地域を元気にしたいという思いが、このプロジェクトの原動力です。
このプロジェクトでは、保護猫ルームの運営費を捻出するため、「猫×伝統工芸」「モノづくり×地域課題」をテーマに、徳島県の誇る伝統工芸とコラボレーションした猫グッズを制作・販売します。
私たちの目標は、保護猫たちに必要なケアを提供しつつ、地域の伝統工芸品の魅力を全国に発信することです。商品販売の収益を保護猫のケアや施設の運営に充て、持続可能な運営を目指しています。さらに、この活動を通じて、過疎化や人口減少といった地域課題の解決にも貢献したいと考えています。
ハレとケ珈琲とまち猫フルネス
わたしたちと同じように猫飼いで、デザインをお仕事にしているハレとケデザイン舎の代表、植本さんがゼロからのブランディングを行いCI(コーポレート・アイデンティティ)とシンボルマークを設定してくれました。
「猫らしい自由な発想で、別に猫好きでもないよという人たちにも振り向いてもらえるクリエイティブ、アート性をキーに展開していきます」と植本さん。
ちょうど10周年を迎えるハレとケデザイン舎の社会の課題に目を向ける活動「ハレとケユニバーサル」の最初の一歩として、わたしたちまち猫フルネスと組む流れに。
実際、起業からサポートをしていただき、スローガン『猫とタッグを組む。野良猫が一匹でも多く、1代限りの地域猫・家猫となることをめざして。』も生まれました。現在、タッグを組んでいる猫たちは集客担当として日々励んでいます。
今回のプロジェクトで開発するグッズは、猫好きの方々にとって魅力的なアイテムばかりです。徳島県の伝統工芸と猫グッズの融合により、猫に優しいだけでなく、地域の文化や歴史も感じられる商品をお届けします。
地元の伝統工芸の魅力を猫好きの皆さんに届けます。
どれも長く愛用できる品質を誇り、猫とともに過ごす時間をさらに豊かにしてくれるでしょう。
プロジェクト実現のために
このプロジェクトは、2024年8月からコラボ商品の開発をスタートし、10月にはいくつかの商品を商品化する予定です。また、徳島県のふるさと納税を活用し、地域内外からの支援を集めるPR活動を進めます。11月には、保護猫譲渡イベントも開催し、多くの方に保護猫たちの存在を知っていただける機会を設けます。
プロジェクトの目標金額は200万円で、この資金は商品の開発費、保護猫ルームの運営費、そして保護猫たちの医療費に使われます。皆さまからのご支援が、猫たちの命を救い、地域に新たな活力をもたらす力になります。
皆さまへのお願い
猫たちは私たちに癒しを与えてくれる愛すべき存在です。しかし、地域によっては野良猫が問題視され、適切なケアが受けられずに苦しむ猫たちも多くいます。私たちは、そんな猫たちに幸せな未来を届けたいと願っています。そして、保護猫を通じて地域に新しい風を吹き込み、過疎化に立ち向かう地域おこしにも貢献したいと考えています。
わたしたちが始めたのは、保護猫ルームです。
資格を取るためには半年間同業種に常駐する実務を含み、時間を要しましたがそこでは大きな学びがありました。
命を預かること、見守ること。
ただ好きなだけでは続かない、そこにあったのは、生まれてきた瞬間に否応なく始まる、過酷な現実を駆け抜ける命。どのように手を差し伸べてどう受け止め、どこまで幸せにできるのか。
それはわたしたちがそれぞれの信念で向き合うべき世界である、ということを学んだのでした。
どうか、このプロジェクトにご支援をいただき、猫たちに幸せな暮らしを届ける一助となっていただけませんか?
皆さまからの温かいご支援が、保護猫たちの命を救い、地域に笑顔をもたらすことにつながります。ぜひ、私たちと一緒に「猫と地域を元気にするプロジェクト」に参加してください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
これからはじまる、わたしたちと猫たちの物語に賛同していただたら幸いです。
遠くて来られない、という方にも商品をお届けしたり、ライブ映像をお楽しみいただいたり、良い関係が築けるよう考えていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
ふるさと納税制度とは?
「ふるさと納税制度」は、徳島県などの地方公共団体に寄附した場合、2,000円を差し引いた金額について、現在お住まいの場所で納める所得税や個人住民税から控除が受けられる制度です。(対象寄附金は総所得金額等の30%が上限となります)
これにより、「ふるさとを大切にしたい」「ふるさとのために何か役に立ちたい」という想いを「寄附金」の形にして「ふるさと」を応援いただくことができます。
このプロジェクトへのご支援は、徳島県へのふるさと納税となりますので、どのコースを選んでも税控除分を差し引くと実質負担は2000円となります。
徳島県内に在住の方も、返礼品は受け取れませんが税控除は受けられます。
挑戦者の自己紹介
小松 珠鈴
所属:一般社団法人まち猫フルネス
役職:代表理事
・家族に猫と犬がおり日常的に触れ、徳島市の保護猫ルームに常駐し学んだ
・現在21歳で、今後動物の栄養士などさまざまな資格を取得する予定
・ハレとケ珈琲に2年在籍しフードを担当した経験で、今後も販売する商品を専門家に習いつつ開発する
子どものころから家族には動物が存在し共に成長してきた経験で、地域の野良猫のことは常に「何かできないか」気になっており、三好市に勤めるようになったことで活動の拠点となる場や仲間と出会った。
収益化の難しい世界ではあるものの、ハレとケデザイン舎とタッグを組み商品づくりに挑む計画をたて、資格も取得し一般社団法人を3月に立ち上げ現在に至る。
匿名希望さん
よろしくお願いいたします!