部員紹介Vol.10

関根匠一 ー 徳島大学男子バレーボール部

私は徳島大学総合科学部に所属している関根匠一です。私がバレーボールを始めたのは、小学2年生のときでした。母と姉がきっかけとなり、松茂SVCというチームに所属し、最初は遊びの延長のような気持ちで始めましたが、次第にバレーボールの奥深さに魅了され、気づけばそれが生活の中心となっていました。

小学校から中学校、高校と進むにつれ、バレーボールへの情熱はさらに強まりました。特に、県内ではバレーボールの強豪校として知られる城東高校に進学することを選んだのも、自分の技術をさらに高め、全国の舞台で戦いたいという思いからでした。幸運にも、高校時代には全国大会に出場する機会を得ることができ、小学生から高校生までで計6回もの全国大会の舞台に立つことができました。

しかし、私は高校で本気のバレーボールは終わりだと思っていました。勉強や新しい環境での生活に専念しようと考えていたのです。ところが、徳島大学に入学し、バレーボール部の練習を見たとき、その真剣な姿勢に衝撃を受けました。先輩たちが自らの限界に挑戦し、チームとして高みを目指す姿を目の当たりにし、もう一度自分も本気でバレーボールに向き合おうと決意しました。

大学1年生の時はリベロとして、主に先輩たちのサポートに徹していました。リベロというポジションは、攻撃には直接関与しないものの、守備面でチームの安定を支える重要な役割です。私はその責任を胸に、先輩たちが思い切りプレーできるよう、陰ながら支え続けました。そして、その経験を通じて、バレーボールにおけるチームワークの大切さ、そして支えることの喜びを学びました。

しかし、今では大学3年生となり、役割は大きく変わりました。現在はアウトサイドヒッターとして、攻撃の中心としてチームを引っ張る役割を担っています。私自身が下級生を引っ張り上げ、チーム全体を支える存在になりたいと考えています。リーダーシップを発揮しつつも、チーム全体が一つになって戦うために、何でもできるプレイヤーを目指して日々努力しています。「あいつがコートにいればチームがうまく回る」と感じてもらえるような、頼れる存在でありたいと思っています。

私たち徳島大学男子バレーボール部は、長年の歴史を持ちながらも、まだまだ発展途上のチームです。しかし、私たちの目標は高く掲げられています。現在、私たちは四国リーグでの優勝、そして全国大会での勝利を目指しており、そのためにはさらなる挑戦が必要です。

これまでにも様々な困難がありました。特に、コロナ禍においては練習の場を失い、試合も中止となりました。それでも、チームは一丸となり、個々の技術向上に努め、再びリーグでの栄光を手にすることができました。今後も更なる飛躍を遂げるためには、外部チームとの練習試合や遠征などの経験が不可欠です。

しかし、それにはどうしても多くの費用がかかります。私たちのような学生チームにとって、経済的な制約は大きな壁です。そこで、皆様のお力をお借りしたいのです。私たちの情熱と努力が形となる瞬間を、一緒に作り上げていただけませんか？皆様のご支援が、私たちの夢を現実に近づける大きな一歩となります。

どうか、徳島大学男子バレーボール部を支援し、共に栄光を目指す旅に加わってください。私たちの挑戦に、ぜひご協力をお願いいたします。