部員紹介Vol.4

徳島大学生物資源産業学部に在籍している安部成剛です。
香川県出身で、男子バレーボール部に所属しています。

私がバレーボールを始めたのは、兄の影響が大きかったからです。幼い頃から兄が一生懸命プレーする姿を見て、自分もその後を追いかけるようにバレーに夢中になりました。

香川の東の方に住んでいた私は、兄が在学していた徳島大学に憧れ、その道を目指すことを決意しました。
そして、バレーが強い徳島の高校に進学するため、毎日汽車で通学しました。高校では、文武両道を目指して懸命に努力し、多くの経験を積むことができました。
3年間の成長は、私にとってかけがえのないものです。

現在、徳島大学に入学し、男子バレーボール部でセッターを務めています。セッターというポジションは、チームの攻撃の中心となる非常に重要な役割です。
どのようなトスがスパイカーにとって打ちやすいのか、どうすればブロックをかわして攻撃できるのかを常に考え、スパイカーと密にコミュニケーションを取る日々です。

高校時代からセッターを務めてきましたが、大学では一度スパイカーを目指そうと思ったこともあります。しかし、やはりセッターとしてチームを支えることに喜びを感じ、今はその役割に誇りを持っています。

私たちのチームは、四国で1位、そして全国で1勝を目指して、毎日厳しい練習に取り組んでいます。試合で勝利をつかんだ時の喜びや、バレーボールを楽しむことが、私たちの原動力です。チームには専任の指導者がいないため、選手同士が厳しい意見を交わしながら、共に成長を目指しています。時には辛いこともありますが、それでも私たちは一歩一歩、目標に向かって進んでいます。