1. はじめに・ご挨拶
皆様、はじめまして。株式会社ウクライナ文化の箱庭の代表を務める、アロナ・チジェンコと申します。
(矢野亮 撮影)
私は徳島県美馬市脇町に、日本とウクライナの豊かな文化とアートが双方向に交差する恒久的なアートセンター「ウクライナ文化の箱庭(UKRAINIAN CULTURE GARDEN ART CENTER)」を設立する準備を進めています。
2. 挑戦者「アロナ・チジェンコ」から皆様へのメッセージ
このプロジェクトを始めるにあたり、私がどうしても皆様にお伝えしたい想いがあります。
まずは、私の言葉でその背景をお話しさせてください。
キーウで現代アートを学び、ギャラリーやアートセンターで働き、ヨーロッパのフェスティバルに関わってきました。ウクライナの表現の豊かさ、アートが生む驚きや発見の喜びを、私は長年、肌で感じてきました。
日本へ行くことは、私の昔からの夢でした。
しかし、2022年に戦争と避難民保護プログラムがきっかけで来日して以来、その夢の意味は大きく変わりました。
私がアートセンターを立ち上げるのは、母国との繋がりや「 home(我が家)」の感覚、そして大切な友人たちとの絆を失わないためです。そして、ウクライナの歴史やアートを伝え、未来のために大切な役割を果たしているという実感を得るためでもあります。
日本に来て、文化や芸術を取り巻く空気感がヨーロッパとは大きく違うことを感じました。芸術活動の難しさを感じることもあります。一方で、ヨーロッパではなかったような、ワークショップへの強い需要があることも発見でした。その違いを、今はとても楽しんでいます。
美馬市脇町で出会ったこの建物を、ウクライナ文化の常設拠点にしようと決めました。リノベーションと機材の準備に、皆さんのご支援をお借りできれば嬉しいです。気に入っていただけるリターンがあれば、ぜひ選んでみてください。開設したら、ぜひ遊びに来てください。お待ちしています。
3. これまでのキャリアと実績
私が肌で感じてきた「アートが生む驚きや発見の喜び」のベースとなっている、これまでの歩みをご紹介させてください。私はウクライナと日本において、アートマネジメントの専門知識を活かし、様々な文化プロジェクトを率いてきました。
■ ウクライナでの専門キャリア
- キーウのViktoria Burlaka現代美術学校を修了後、現代アートギャラリー「トリプティクアート」や、現代美術センター「M17」にてプロデューサーや管理者としてアートセンター運営の実践的な経験を積みました。

(ウクライナ国立芸術アカデミー現代美術研究所 - ブルラカ現代美術学校にて、アーティストを専門とする実験教育プロジェクトにおける。2019 year 写真提供:エヴヘン・チョルニー)


(左: M17 Photo credit by Alik Usik, Serhii Nikiforov, 右: 現代アートギャラリー「トリプティクアート」公式ホームページより。https://www.triptych-art.com/)


(アートセンター公式ウェブサイト https://m17.kiev.ua/en/ のイベントアーカイブからの写真より。アロナ・チジェンコが関わった展覧会の様子)
- 現代アーティストのマネジメントや、大規模な芸術祭「Start-up GogolFestival 2019」(マリウポリ)のフェスティバルコーディネーターも務めました。

(2019, Mariupol, Ukraine. Start-up GogolFest. ゴーゴリの物語に登場する鼻。インタラクティブ・インスタレーション。アントン・シュトンペル)
- キーウの国立航空大学建築学部を卒業し、建築学士号を取得しています。アートを包み込む「空間」そのものをデザインする視点は、この時の学びが土台となっています。
■ 日本でのこれまでの活動
- 2022年に来日してからは、岡山県総社市役所で「文化コーディネーター」を務め、地域でつながった友人達とアートイベントチーム「トルネード」を立ち上げてレクチャーやワークショップを多数開催しました。


(右: 総社市役所での仕事風景, 右: RSK岡山 公式サイトより https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/143685?display=1)

(アートグループ「トルネード」の活動マップ)
- 東京都調布市文化会館たづくりでのピンホールカメラアート展にアーティスト兼講師として招聘され、瀬戸内国際芸術祭2025では、オランダのアーティストであるクリスチャン・バスティアンス氏のプロジェクト「磁場」に作品の一部として参画するなど、日本のアートシーンにも深く関わってきました。

(ピンホールカメラアート展: 写真提供:調布市文化交流センター https://www.chofu-culture-community.org/events/archives/27559)


(瀬戸内芸術祭2025 作品「磁場」撮影風景および作品 左: Photo: Hiroki Ohishi, 右: Photo: Shintaro Miyawaki)
4. 徳島県美馬市脇町に誕生する「ウクライナ文化の箱庭」とは?
私が出会った建物は、美馬市脇町の歴史的な観光名所「うだつの町並み」から徒歩4分、地域交流センター「ミライズ」から徒歩2分の場所にある5階建てのビルです。
かつて地域で長年親しまれた理髪店であり、その後空き家となっていた築50年近くのビルを、ウクライナの伝統と現代アートが交差する、以下のような魅力的な5フロアの発信拠点として再生させます。


- 1階:エントランス & アンテナショップ
ウクライナのオリジナル原画や、日本初進出となる洗練されたライフスタイルブランドのアンテナショップとして機能します。
(イメージ画像: AIにより生成)
- 2階:伝統的アート展示スペース
季節に合わせた企画展を約3ヶ月ごとに開催し、脈々と受け継がれてきたウクライナの美しい伝統美術品を展示します。


(イメージ画像: AIにより生成)
- 3階:現代アート展示スペース
刺激的で情熱的なウクライナの現代アートをご紹介します。アロナのネットワークを活かし、海外から素晴らしいアーティストの作品を招聘します。
(イメージ画像: AIにより生成)
- 5階:イベント & ワークショップスペース
ステージとスクリーン、客席を完備。映画の上映、音楽公演、トークイベントのほか、「ピサンカ(卵染め)」「モタンカ(伝統人形)」「ヴィティナンカ(切り絵)」などの体験型ワークショップを週4回開催します。


(左: イメージ画像: AIにより生成, 右: 実際に行われたピサンカワークショップの画像)
- 地域との連携「ウクライナ料理教室」
週に一度、美馬市の地域交流センター「ミライズ」のキッチンをお借りして、食を通じた温かい地域交流を育みます。
5. プロジェクトのスケジュールと資金の使い道
このビルを皆様を安全・快適にお迎えするアートセンターとして再生させるためには、大規模なリノベーション(外観、電気、水回りなどのインフラ刷新、内装のモダンなコンクリート剥き出しデザインへの改装)が必要です。




■ 今後のスケジュール案(2026年)
- 8月〜:リノベーション工事着手
- 10月〜12月:クラウドファンディング(本プロジェクト)実施
- 12月:リノベーション工事完了、プレオープンイベント
- 2027年1月:「ウクライナ文化の箱庭」正式グランドオープン! お礼の品(リターン)順次発送・提供開始
総工費を含む必要資金は3,750万円に上る見込みで、自己資金や金融機関からの融資、文化的な助成金などの調達を進めておりますが、今回はそのうち「ビルの改修費用およびアート展示・ワークショップのための設備整備費用」の一部として、500万円を目標にクラウドファンディングに挑戦いたします。
6. リターン(お礼の品)のご紹介
本プロジェクトへご支援いただいた皆様へ、感謝を込めて魅力的なお礼の品を多数ご用意いたしました。
※すべてのお礼の品の有効期限は【 2035年末まで 】と長く設定しておりますので、ご都合の良いタイミングでいつでもお使いいただけます。
🌸【手軽に応援・伝統アートを身近に】
- 5,000円:ヴィティナンカ(ウクライナ伝統切り絵)を添えたお礼のお手紙
アロナから心を込めた感謝の手紙に、繊細で美しいウクライナ伝統の切り絵「ヴィティナンカ」を添えてお届けします。

- 10,000円:アロナ手作りイースターエッグを添えたお礼のお手紙(ワークショップ回数券2回付き)
伝統的な卵染めのアート「ピサンカ(イースターエッグ)」をアロナが一つひとつ手作りしてお届けします。さらに、開設後に使えるワークショップ回数券2回分をお付けします。

🎟️【体験を楽しむ:ワークショップ回数券(展示入場権付き)】
伝統工芸ワークショップに使えるお得な回数券です。
- 30,000円:ワークショップ回数券 10回分
- 50,000円:ワークショップ回数券 20回分
- 100,000円:ワークショップ回数券 50回分
📛【アートセンターを何度も満喫:個人年間パス】
ご自身だけでなく、ご家族やご友人と一緒にアートセンターをたっぷり楽しめるお得なパスです。
(※共通特典:展示・イベント・映画上映のフリー入場権[ご本人+ご家族同伴5名まで、またはご家族以外の同伴者2名まで有効]、さらに全ワークショップが50%OFF[同伴者含む]となります。有効期限は最初の使用日から換算されます)
- 50,000円:個人年間パス 1年間
- 100,000円:個人年間パス 3年間
- 200,000円:個人年間パス 5年間
📸【特別なオーダーメイド・アート体験 & 出張プラン】
- 50,000円:小型ピンホールカメラ作成(暗室利用権付き)
あなたの思い出の品などを、アロナの手によって世界に一つだけの美しいピンホールカメラに仕立てます。暗室利用権と、最初の1枚の撮影体験が付属します。
- 50,000円:プライベートワークショップ 1回(20名まで/交通費別)
ご友人グループやサークル、地域コミュニティ向けに、アロナが伝統工芸ワークショップを出張、または貸切で開催します。
- 50,000円:講演依頼 1回(50名まで/交通費別)
学校や企業、団体向けに、アートマネジメント、ヨーロッパのアートシーンと日本の違い、ウクライナの豊かな文化についての講演を承ります。


(左: 引用 KSB 5ch 瀬戸内海放送: https://news.ksb.co.jp/article/14817361, 右: 引用 令和7年度第3回地球人カレッジ@JOTO https://joto-hs.tokushima-ec.ed.jp/plugin/blogs/show/26/42/1848)
- 50,000円:アーティスト・キュレーター向けコンサルティング(10名限定)
グローバルに向けたキャリア形成を目指したいアーティスト向けのリワード。1回45分 × 計3回のセッションが含まれます。
- ポートフォリオレビュー: ポートフォリオを拝見し、今後の活動戦略や、助成金(グラント)・レジデンス(滞在型制作)応募のベースとなる方向性を明確にします。
- 助成金・レジデンスの選定・準備: 応募可能な助成金やアーティスト・イン・レジデンスのリサーチと、申請に向けた準備を行います。
- 申請書類の最終確認: 提出前の申請書類を一通りチェック・添削します。
※助成金やレジデンスの採択・選考通過が決まった場合、その後の継続的なサポート・伴走支援も含まれます。このコンサルティングは本アートセンターの事業の一環なため、リワードとは金額は異なりますが今後も募集します。興味ある方は連絡ください。
- 80,000円:大型ピンホールカメラ作成(1平米)
1口につき最大1平米の大型ピンホールカメラをオーダーメイドで制作します。アロナはこれまでにもピアノ、給水塔、バスなどを巨大なピンホールカメラとして仕立ててきた実績があります。あなたの特別な空間や物をアートに変身させてみませんか?


- 100,000円:お名前掲載
ウクライナ文化の箱庭の最初の支援者として、Webサイトや立ち上げ時のストーリーを話す際にはお名前を記載します。
- 700,000円:アートイベント・展示の企画運営依頼
学校の体育館や地域施設などの広さを想定した、オリジナルのアートイベントや企画展示を、アロナがプロデュース・企画運営いたします(内容ご相談、移動費・材料費等の実費は別途)。
🏢【企業・組織向け年間パス(福利厚生・学校向けに最適)】
会社や学校などの団体単位で、メンバーの皆様が文化とアートに触れられる特別な法人用フリーパスです。
(※共通特典:社員証や学生証の提示で、所属者ご本人+ご家族の同伴2名まで展示フリー入場。※最大500名規模の組織を想定。さらに、企業会員様向けプライベートワークショップを年5回、出張講演を年2回無償で提供します)
- 350,000円:企業・組織向け年間パス 1年間
- 900,000円:企業・組織向け年間パス 3年間
- 1,400,000円:企業・組織向け年間パス 5年間
※ふるさと納税に関する税制優遇に関しては、個人の基礎控除とリターンが受けられる仕組みになっております。
法人の場合は代表者の名義で申し込んでいただいた場合は代表者の方がふるさと納税の基礎控除を受けることができます。
法人名義での申し込みがありました場合は、寄付としては成立しますが、税制に関しては別途税務署に確認していだたく必要がありますのでご了承ください。
7. 最後に
アートは、一方的に鑑賞するだけのものではなく、人と人が出会い、対話が生まれ、互いの文化の違いを楽しむための「生きたプラットフォーム」です。
美馬市脇町のこの場所に、皆様とウクライナのアートが出会う美しい「箱庭」を創り上げます。
アロナの夢と挑戦に、皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。開設したら、ぜひ遊びに来てください。お待ちしています!
挑戦者の自己紹介
アロナ・チジェンコ
所属:株式会社ウクライナ文化の箱庭
役職:設立者
キーウの現代美術学校在学中からアート関連の運営に携わり、卒業後はマリウポリでのフェスティバルや、キーウの現代美術センター等で企画・運営の実績を重ねました。戦禍を逃れ避難したポーランドの美術館での活動を経て、難民受け入れプログラムにより岡山県総社市へ移住しました。
来日後は、文化コーディネーターとしてウクライナ文化を伝える講義やワークショップを多数開催。また、自国から出られないウクライナ人アーティストの欧州での展示を遠隔で支援したり、東京の文化施設でアーティスト兼講師として展示を行ったりするなど、日本を拠点に国内外で精力的に活動を続けています。
現在、日本においてウクライナ文化を広める意義と需要を強く実感しており、独自のアートセンターを創業して活動を本格化させています。これまでの経験を活かし、文化紹介にとどまらず、イベントの企画運営やアーティスト支援、欧州とのアート作品の交流手配など、活動の幅を大きく広げています。
paxiさん
クラファンのプレゼンを聞いて、絶対に欲しいと思いました! 楽しみにしています。 この卵で、鋸南でもウクライナインスパイアドな文化を産みたい。